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No.3664 |
三国岳 | 1644mビーク | ||||
山行種別 | 積雪期一般 | ||||
みくにだけ | 地形図 | 大日岳 |
■山行期間 | 2004年11月27日〜28日 |
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■コースタイム | 11月27日 林道通の通行止地点(8:50)→登山口(9:00)→祓川山荘(9:17)→松平峠(11:10)→上ノ越分岐(12:05)→疣岩山(12:20)→三国小屋(13:20) 泊 11月28日 三国小屋(8:00)→疣岩山(8:40)→上ノ越分岐(8:50)→松平峠(9:15)→祓川山荘(10:23)→登山口(10:35)→林道の通行止地点(10:45) |
■写真 |
登山口の看板 | 祓川山荘 | 新長坂の長い登り |
松平峠手前のトラバース | 松平峠を過ぎて急な登り | やせた尾根を登る |
疣岩分岐 | 疣岩付近・登山道は雪 | 疣岩から一旦下り三国岳へ |
ようやく三国小屋につく | 新築された三国小屋 | 三国から七つ森方面を見る |
下山途中から三国を見る | 剣が峰と地蔵岳 | 三国のコルから疣岩の下りを見る |
■行動記録 |
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11月27日(土)天気 小雨 弥平四郎の部落を通過して林道に入るが、やがて林道は通行止めになってしまった。偵察をすると路肩が崩れていて車は通行不能。林道に入ってかなり走ったので登山口は近いとは思ったが長い林道歩きを覚悟して小雨のふるなか雨具をつけて出発するが10分程で登山口に着いたのでホットする。 登山口から急斜面を降りて、奥川に掛かる丸太の橋を渡ると白布沢と本流を分ける痩せた尾根の急登になるがまもなく道は平らになり、少しで祓川山荘に着く。ここから道は勾配を増しながら長坂峰をトラバースして行くが道が狭く、濡れた岩、木の根は滑り、神経を使う。風も強く木々をゴーゴー鳴らしているが登山道には強く風は当たらないのは幸いではあるが松平峠以遠は雨に加えて強い風の直撃を心配をしなければならない。 日当沢を正面に見る当たりに〔十森〕と標識がブナの木に掛かっていて、この付近でうっすらと日が差したら日当沢に虹がかかった。疣岩山はガスがかかって見えないが上には雪が見えたので今の雨は上では雪になっているようだ。 松平峠が近くなると、雨が雪に変わった。トラバース道が長坂峰から伸びる尾根に突き当たると松平峠。突き当りが狭いが広場状になっていて〔松平峠〕と書かれた小さな木の標識が木にぶら下がっている。どうしたことか峠に出たら風がうそのように収まってしまった。ヤレヤレ。疣岩山への急勾配の登山道は雪に覆われていて吹き溜まったところはキックステップをしなければならないところもあるが積雪量が少ないのでキックしたら岩に当たって跳ね返されたりして歩きにくいことおびただしい。鏡山から伸びてくる尾根に突き当たると上ノ越分岐。さらに進むとT字路に突き当たる。左に行く登山道は実川の追流沢に降りていく尾根上についているが小さなピークに突き当たって消えているように見える。 疣岩山を過ぎると150m程一旦下り同じくらい上り返すと三国岳山頂。登山道は5cm程度の積雪であったが今の時期としては異常に少ない。予定では時間があれば種蒔山へ行くはずであったが天気が悪いのでここで行動を打ちきり三国小屋に泊まる。 11月28日(日)曇り 風はすっかり収まり雲も高く昨日よりは視界がきくが種蒔山以遠は雲の中で大日岳も見えない。昨日の道をまた戻るが、登山道は小動物の足跡が一杯。どうやら動物も移動は歩きやすい登山道を使うようである。疣岩山を越え、上ノ越の分岐を過ぎると松平峠への急な下り。さっきまでの動物の足跡がうそのようになくなってしまった。標高1400m付近でガクンと雪が少なくなり、うっすらと覆う程度になったので足場が見えて歩きやすくなる。松平峠につく頃にはまた雲が低くなり、時折小さなアラレ状の雪が降ってくる。 トラバース道は相変わらず歩きにくいが高度が低くなるにつれ気温も上がり汗をかく。本流を渡り、急な道を登り返すと登山口。年末山行を控えて寒さに慣れること重い荷物を持つことを経験しておく目的は果せたような気がする。(M.M) |
■概念図 |
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