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Fukushimatoukoukai HomePage
No.3417
翁山 1075.0m二等三角点峰
山行種別 積雪期一般
おきなやま 地形図 魚取沼


■山行期間 2002年12月7日
■コースタイム おきな橋(10:00)→養老の泉(10:50)→林道分岐(10:55,11:05)→ハリマ小屋(11:33)→翁山(13:00,13:10)→小屋(13:45)→養老の泉(14:03)→おきな橋(14:42)
■写真
おきな橋 クルミ平沼 林道から小屋への入口
ハリマ小屋 ワカンを履いて樹林帯を登る 山頂も近い、霧氷がきれい
山頂手前の祠 翁山の二等三角点 まる1日天気に恵まれた

■行動記録
 酒田のSさんと高橋小学校の前で待ち合わせし、翁山に登ることにした。福島を朝6時半に出て、尾花沢を経て高橋の集落に着いたのが8時50分、11月の初めに降った雪は跡形もなく消えていた。積雪の状態によってはスキーで登れるかもしれないとの淡い期待も、あっさり消えてしまった。
 車は中沢の集落を過ぎ、登山口となる「おきな橋」の駐車場まで入った。この先の林道は、相当な悪路で、夏でも車の乗り入れはやめておいた方が無難だ。車を駐車し、ワカンを担いで歩き始める。程なく林道には雪が出てくる。積雪は15cm程度だろうか。クルミ平沼までくるとだいぶ積雪も多くなってくる。表面がクラストしているので、うまく歩くと潜らないが時々踏み抜き、足を取られる。登山口からちょうど1時間半の林道歩きで小屋への入口に着く。ここでワカンを付ける。小屋は小沢を渡ってすぐである。小屋の中は泊まれるのだろうが雑然としていている。小屋の名前はガイドブックには翁山小屋となっているが、ハリマ小屋と書いてある。
 小屋から作業道に沿って登っていき、沢の左の尾根に取り付く。少し左に回り込み尾根に乗ったら真っ直ぐに登っていく。最初は樹林帯だが、やがて灌木に変わる。木々に雪が付着していて美しい。右に祠を見ると、すぐに山頂である。二等三角点のある翁山は、地図では翁峠と記されている。峠には山と同じ意味もあるが、地元では翁山と呼ばれているようだ。
 天気は良いが気温が低くて、山頂での休憩もほどほどに下山にかかる。登ってきた道を忠実に戻る。斜面はクラストしている部分もあるのでワカンの爪を利かせて下っていく。小屋の脇を通り、林道の雪道を1時間ほど歩いて、車を置いてきた、おきな橋まで戻って山行を終える。
 翌日は杢蔵山に登る予定なので、赤倉温泉でお風呂に入ることにした。温泉にプールがあったので、みんなで泳いで楽しんだ。泳いだのは7年ぶりだろうか。椎間板ヘルニアで足が麻痺して歩けなくなったとき、リハビリのためにプール通いをした時以来だ。山登りを続けられたのはみんなのおかげだ。山の仲間に感謝したい。(I.I)

 
■概念図


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