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Fukushimatoukoukai HomePage
No.3955
安達太良山・迷沢滑降 箕輪山・1718.4m三等三角点峰 
山行種別 山スキー
あだたらやま・まよいさわ 地形図 安達太良山


■山行期間 2007年3月17日
■コースタイム 福島(7:20)→横向き温泉入り口付近旧道除雪終了点車デポ(7:50,8:18)→箕輪山横向登山口(8:30)→箕輪スキー場リフト終点付近(9:10)→箕輪山(10:00,10:05)→鉄山避難小屋(10:45,10:50)→作業道(12:10,12:15)→115旧道分岐(10:30)→車デポ地点(13:00)
■写真
横向登山口 箕輪山の山頂 鉄山避難小屋
迷沢の源頭 快適なはずの急斜面は笹が出ている

■行動記録
天候 曇り時々晴れ
 横向登山口から取り付く。リフトの傍を平行して歩くので趣には欠ける。尾根はスキー場のコースに占領されているのでトラバースするような感じで登っていくのもちょっといまいましい。しかしブナの樹間は広く、雰囲気がとてもよくて慰められる。
 1500mを過ぎると風が強くなり、ガスも出て視界は10m程度しかない。標識があったのでほぼ登山道を歩いているようだ。山頂は風が強いので写真を撮って早々に仏沢目指してシールをつけたまま下る。視界がない中、滑りやすい所を選んで下ったら、少しスキー場側に回りこんでしまい戻る。下りに20分以上費やす。
 仏沢を忠実に詰めると鉄山の避難小屋。風に追い立てられ、下るが視界がなく登山道がついている尾根を探すのに手間取る。左右に移動して尾根を確認。プロペラは海老の尻尾に覆われてウサギさんの耳のよう。
 1620m付近までシールのまま下り、迷い沢の右沢を確認し、シールをはずし、沢底を滑り下る。直ぐ沢は広くなる。1500m付近、沢が狭まる所で左の尾根に移ると急斜面が始まる。尾根の右端は広く木が無い斜面で快適のはずが小雪で笹が隠れていず残念。雪もモナカなので快適ではない。(うまい人は快適かも)下りきったら左に方向を変え、沢にはさまれた狭い尾根に入る。斜度はないが、ブナの樹間は広く、ノンビリ下れる。1200m付近で登り返しが2回程あるが、ここまで下ったら、風も無くなり、青空が広がり、日も差して暖かくなったので、大休止。
 115号、橋の手前のノリ面が黒く見えているのでその方向に尾根を下る。最後の急斜面はひどく樹間が混んでいて、尾根の右端を回り込むように下ると楽。下り切ったら尾根の右側に降りると作業道に出くわす。
 再びシールで作業道を歩く。仏沢は沢が顔を出ていて、石を利用して飛び越える。旧道に入ったら直ぐ、串刺しにするようにショートカットし送電線の下を歩く。再び旧道に出て、115号をくぐるとやっと車のデポ地点。帰る身支度をしているとパッと雲が取れて箕輪山頂が顔を出した。(M.M)

 
■概念図


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