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No.3588 |
南八甲田・猿倉岳 | 1353.6m | ||||
山行種別 | 山スキー | ||||
みなみはっこうだ・さるくらだけ | 地形図 | 酸ヶ湯、八甲田山 |
■山行期間 | 2004年5月1日 |
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■コースタイム | 傘松峠(8:25)→稜線(9:53)→駒ヶ峯(10:20,10:28)→猿倉岳(11:10,11:20)→猿倉温泉(12:00) |
■写真 |
傘松峠は一方向のみ駐車可 | 身支度をして出発 | 青森市と十和田湖町との市町境 を登っていく |
振り返ると高田大岳が見える | 稜線に出たら駒ヶ峯を目指す | 駒ヶ峯のピーク |
櫛ヶ峯コースのツアー標識 | 駒ヶ峯の登り | 駒ヶ峯の山頂で小休止 |
駒ヶ峯から櫛ヶ峯を望む | 駒ヶ峯をひと滑りしてから猿倉 岳を目指す |
猿倉岳から猿倉温泉に向かっ て滑り出す |
高田大岳を真正面に見ながら の快適な滑り |
猿倉温泉に到着 | 登山口の猿倉休憩所 |
■行動記録 |
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前夜から雨になった。朝になっても霧雨が続きガスが晴れない。酸ヶ湯の駐車場に泊まっていたのだが、テントの中は水浸しになってしまった。しばらくしてガスが切れはじまった。テントを撤収して南八甲田・猿倉岳を目指すことにした。 今日の出発点となる傘松峠に向かう。例年道路の両側に駐車する車で渋滞する傘松峠だが、今年は交通整理の係の人がいた。聞くと片側だけに駐車してくださいとのこと。駐車を禁止しているわけではないが駐める人はほとんどいない。 傘松峠で車を降りて身支度をする。シールをつけて市町境から南八甲田の駒ヶ峯と猿倉岳の尾根を目指す。最初は緩やかに登っていく。後ろを振り返ると高田大岳が良く見える。 徐々に斜面は急になり1167m標高点の手前の急斜面を苦労しながらジグザグに登る。どうも左の沢状の窪地から登っていった方が楽に登れそうだ。正面に緩やかな1380mピークの稜線が現れる。ここまでくると乗鞍岳、赤倉岳のが見えるようになる。 次に稜線沿いにルートを西の方向にとり、駒ヶ峯を目指す。シールを着けたままで、一旦コルまで滑りおりてから駒ヶ峯の登りにかかる。無木立の駒ヶ峯の斜面を見て滑らない手は無い。早速ピークに向かって登っていく。山頂までくると真っ白な櫛ヶ峯が、その奥に姿を現す。夏に猿倉温泉から櫛ヶ峯に登ったときは遠かったが、残雪期は傘松峠から行くと短時間でいけるので春のほうが楽である。今日は福島まで帰る予定なので、櫛ヶ峯は次の機会に残しておく。 シールを外し駒ヶ峯をひと滑りする。再びシールをつけて猿倉岳を目指す。1380mピークに戻りシールを着けたまま猿倉岳に向かってスキーを滑らす。猿倉岳11時10分、シールが必要なのはここまでで、猿倉温泉の快適な滑りが待っている。猿倉岳から右の雪庇に注意しながら尾根伝いに滑降を開始する。なかなかの斜面である。 左側の沢の源頭に入り込み、快適に滑っていくと沢が徐々に立ってくる。右の斜面をトラバースして右の尾根に乗るのだが、調子に乗って滑りすぎてしまった。猿倉温泉は目の前に見えるのだが、沢が顔を出して行く手を阻む。しかたがないので少し戻って、右斜面を登り尾根に乗った。右の沢から猿倉温泉に滑り降りた。ちょうど夏の登山口・猿倉休憩所に出る。車をまわしてくれたO君が迎えに来てくれていた。前日の雨で期待していなかったが、最終日のおまけのルートとしては充分楽しませてもらった。サポートに廻ってくれたO君に感謝しながら、猿倉温泉で汗を流し、一路福島を目指した。(I.I) |
■概念図 |
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