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Fukushimatoukoukai HomePage
No.3296
安達太良山
山行種別 山スキー
あだたらやま 地形図 安達太良山


■山行期間 2002年3月3日
■コースタイム 福島(7:40)=箕輪スキー場(8:30,8:50)=ホテル前(8:55,9:00)=リフト終点(9:15,9:30)→鉄山避難小屋(10:26,10:40)→本山(11:46,12:00)→鉄山避難小屋(13:00,13:35)→箕輪スキー場(14:00)
■写真
シャトルバスでホテル前へ 仏沢源頭 鉄山避難小屋
馬の背 馬の背から沼の平を望む 本山はもうすぐ
本山直下で休憩 仏沢支流を快適に滑る 霧氷の中を箕輪スキー場へ

■行動記録
 箕輪スキー場から本山まで足をのばして見ることにした。のんびりと福島を出発、箕輪スキー場に8時30分に着いた。駐車場は無料、ホテル前まではシャトルバスが出ているので利用する。山に入るにはホテルの方のゲレンデからリフトを2本乗り継ぐと最上部まで行けるので都合がよい。
 登山届けはリフト終点の係員詰所で記入する。シールを付けて登り始める。今日は箕輪山には行かないで、直接、鉄山避難小屋を目指す。箕輪山の西斜面を少し登り右へトラバースしながら仏沢の源頭に降り立つ。天気は良いが風は強い。緩やかに広い雪原を登っていくと鉄山避難小屋へ着く。のんびり登って1時間ほどだろうか。
 風がさらに強くなり、ガスも出てくるが行動に支障はない。スキーをデポし、アイゼンに履き替える。鉄山から馬の背への下りはクラストしていて、つぼ足では心許ない。鉄山から本山まで足をのばすのであれはアイゼンを持っていった方が良い。
 馬の背ではガスの切れ間から沼の平が顔を出す。強風にあおられながら本山へ。今まで誰とも会わなかったが本山まで来ると、さすがに登山者の数が多い。夏の騒然とした山頂とは違うが、あだたらスキー場側からは短時間で登ってこれることもあって気軽に登って来る。
 本山直下で風をよけて小休止してから、鉄山避難小屋へ戻る。冬期間、小屋は東の窓から出入りする。お昼を回ったところだが、もう早くもシュラフに入って泊まる体勢に入ってる登山者もいる。今まで風が強かったので、ここで遅めの昼食にする。
 シールをはずし滑る準備にとりかかる。小屋から仏沢の源頭を箕輪山とのコル付近までひと滑り、緩斜面だがウインドクラストしているので結構スピードは出る。つぎに箕輪山の斜面に取り付き、1459mの尾根に乗る。ここから右の仏沢支流を箕輪スキー場の林道まで滑り降りる。滑るには絶好の斜面だが、雪崩にも絶好の斜面である。必ず斜面に入る前に弱層テストを行うこと。
 周りは霧氷で覆われ、素晴らしい景色だ。一気に滑り降りる。鉄山避難小屋から箕輪スキー場下部まで30分ほどだろうか。降りはあっと言う間に終わってしまった。ホテルのスキーパトロール詰所に下山報告をして山行を終える。(I.I)
■概念図


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