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Fukushimatoukoukai HomePage
No.3285
八幡平・茶臼岳
山行種別 山スキー
はちまんたい・ちゃうすだけ 地形図 茶臼岳


■山行期間 2001年12月29日
■コースタイム 八幡平スキー場リフト終点・大黒森(9:45,9:55)→恵比寿森(10:21,10:30)→茶臼山荘(11:05,11:35)→黒谷地湿原手前(12:15)→茶臼山荘(12:45,12:50)→茶臼岳(13:03,13:18)→林道(14:14)→八幡平スキー場(14:26)
■写真
八幡平スキー場 茶臼岳が見える 好天の中をラッセルして進む
標識もしっかり付いている 茶臼山荘 岩手山を望む

■行動記録
 前日夜に福島を発ち、途中のパーキングエリアで陰の方にテントを張って仮眠を取る。いつものパターンだが車で休むよりは疲れが取れる。テントを張っているうちに、登山口で合流するはずだった新庄のSさんとばったりと出会う。皆さん同じようなことを考えるものだ。
 八幡平スキー場のリフトを乗り継いで、大黒森に着いたのが9時45分、天気は素晴らしく良いが気温も低い。厚手の手袋に替えてシールを付け出発する。恵比寿森のコルまでは下り、最初は雪が飛ばされて歩きづらかったが、深雪に変わった。すぐに恵比寿森に着く。茶臼山荘までは、さらに30分ほどで着く。
 茶臼山荘で少し休んだ後、黒谷地湿原に向かう。本来は滑って下りるのだが、深雪のためラッセルでの下りとなる。1ピッチだけ進んで折り返し茶臼山荘に戻ることにした。
 茶臼岳には13時03分到着、ここまでは標識がべたうちだ。シールをはずして滑降開始。山頂から南東斜面を滑り下りる。山頂直下は少し急だが、後は快適な斜面が待っている。雪質も良い。岩手山を正面に見てメンバー全員、思いおもいのシュプールを描きながら快適に滑り降りる。前山のピークを右に見て、左の斜面を下りる。茶臼岳からは標識が無くなるので天候が悪い時は注意したい。
 途中から恵比寿沢に降りる。天候が良い時には、反対斜面にスキー場からのルートが確認できるので、それを目安に沢に降りると良い。私たちは沢に降りないで、そのまま滑降を続ける。尾根が切れ、樅山と前山との間の沢が恵比寿沢に合流する地点から、右の急斜面を下り沢に入る。雪の状態によっては雪崩れるので弱層テストをしてから下りること。雪崩れそうな場合は、スキーを担いで尾根の末端を歩いて下りれば良い。
 林道に架かる橋から上を見上げると、そう急に感じないが、見通し角は35度ぐらいだろうか。後は林道をアスピーテラインまで滑り、八幡平スキー場の駐車場に着く。(I.I)

■概念図


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