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No6038
蔵王・刈田岳
175.7m三等三角点峰
山行種別    山スキー
ざおう・かっただけ 地形図

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山行期間 2019年3月30日(日)
コースタイム
すみかわスキー場(7:11)→入山地点(8:02)→井戸沢(8:21)→清渓小屋(9:16)→エコーライン(9:42)→刈田岳避難小屋(10:10,11:10)→すみかわスキー場(11:55)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
営業開始前の静かなスキー場 入山地点 先週と同じルートで歩く
幻想的な風景 仙台一高の井戸沢小屋 東北大学の清渓小屋
スキーツアーコースの標識 エコーラインに出る たちまちガスが濃くなる
刈田岳避難小屋 中に吹き込んだ雪を除雪
視界が無くては滑りにならない

行動記録
 昼過ぎまでなら時間が取れるので、半日限定で蔵王の刈田岳へ山スキーに行くことにした。先週屏風岳に行ったとき、森○さんがピッケルを落としたので、その捜索も兼ねての山行である。GPSを見ながら先週歩いたとおりにゆっくり歩くつもりだ。落とした日の画像を確認したところ、かなり捜索範囲が狭めることができた。井戸沢小屋から下へ約600mの範囲である。気がかりは数日前に降雪があったことだ。探すのは一人よりも二人の方が良いので加○さんを誘った。昨年はビーコンを探し当てた黄金コンビである。
 すみかわスキー場ではガスがかかっていたが、捜索に支障になるほどではないのでスタートする。画像確認により探すべき区間ははっきりしている。その区間の下端から先週のルートを忠実に辿ろうとするが、これがなかなかに難しい。トレースが残っていれば正確にたどることができるのだが、残念なことに最近の降雪により埋もれてしまいすっかり見えなくなっていた。GPSで位置を確認しながら記憶も頼りに歩いていく。4つの目で左右にも目を配りながら慎重に歩いていく。しかし、捜索区間の上端である井戸沢小屋までの間では見つけることができなかった。
 残念だがそのままエコーラインまで登る。除雪が終わり26日の開通を待つばかりのようだ。井戸沢源頭部の南側を登るが途中からガスの中となる。刈田岳避難小屋で休憩にしようと入ると、なぜか内部に雪が吹き込んでいるではないか。ロフト部分に多く雪が溜まっているので見ると、換気窓が開けっぱなしになっていた。まずは窓を閉めてから加○さんとしばし除雪作業にいそしむ。終わってやれやれと昼食休憩だ。1時間ほどで小屋から出ると晴れていた…ということもなく相変わらず視界がない。滑降はあきらめてガスの中をゆっくりと下るしかなかった。ピッケルはどこに眠っているのだろうか。(熊)

.概念図

.ルート図 往路=赤 復路=青.
この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。(承認番号 平30情複、 第400号)この画像をさらに複製する場合には国土地理院の長の承認が必要です。

トラック 登り=赤 下り=青

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