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No5815
船越ノ頭
2612m標高点
山行種別  山スキー
ふなこしのあたま 地形図

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山行期間 2018年4月22日(日)
コースタイム 栂池高原駅(8:04)=自然園駅(8:39,8:56)→稜線(12:04,12:09)→船越ノ頭(12:14,12:17)→休憩(12:22,12:41)ドロップイン→栂池ヒュッテ(13:36,13:46)→栂の森駅(14:13,14:21)=栂池高原駅(14:41)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
栂池高原駅 自然園駅までのチケット 栂池ゴンドラの運転開始を待つ
ゴンドラへ乗り込む 入山に際して注意事項の説明がある ビーコンチェックができる
自然園駅から歩き始める 栂池ヒュッテが見えてきた 自然園の湿原の上を歩く
いよいよ船越ノ頭へ向けて登りとなる 程よい傾斜の登り 白馬岳がきれいに見える
船越ノ頭への急斜面を登る 稜線への最後の登り 稜線から見る船越ノ頭のピーク
船越ノ頭 戻って滑降の準備にかかる 滑り出しは船越ノ頭手前のコルから
雪倉岳の斜面を目に焼き付ける いよいよドロップイン 雪は重いが滑るに支障は無い
滑りになると元気が出る金○くん 白馬岳を見ながらの滑降は格別 それぞれ自分の力量に合わせて滑降する
緩斜面まで降りて一段落 自然園への下り ポイントポイントで後続を待つ
自然園の雪原に戻ってきた(若手4人はいつでも陽気で元気だ) 栂池ヒュッテからは道路を滑る ロープウェイが目の前に見えると栂大門駅は近い

行動記録
 カメ組本日の山行は日程の関係で栂池の自然園から船越ノ頭に登ることになった。計画の段階で若手も加わり、いつの間にか8名の大所帯となった。楽しい山行になりそうだ。前日に福島を発ち、途中仮眠して栂池高原の駐車場には7時30分に着いた。朝から日差しがあり今日は暑くなりそうだ。登山届けは栂池高原駅の手前にある。チケット購入の際には登山届けの有無を確認されるので、あらかじめ登山届けを投函しておくか、長野県へ電子申請しておくと良い。その旨を伝えるとチケットを購入できる。8時のゴンドラ運転開始前から山スキーや登山者の長い行列が出来た。2週続けて天候に恵まれなかったので今日は混みそうだ。
 ゴンドラリフト「イブ」と栂池ロープウェイとを乗り継いで自然駅に着いたのが8時39分、登山指導員から入山に際しての注意説明がある。始発のロープウェイに乗り遅れた後続を待って8時56分に歩き出し、栂池ヒュッテまでは10分とかからない。自然園の雪原を15分ほど進むと楠川を過ぎ、いよいよ登りにかかる。最初は程よい傾斜の登りが続き、やがて正面に白馬岳が姿を現す。東北の山ではあまり味わえないダイナミックな眺めだ。ダケカンバの尾根を進むと支尾根が立ってくる。どちらを回り込んで登れそうだが、左側が楽に行けそうだ。勾配は増してくるがシールが良く効いてくれる。支尾根の緩斜面のところで遅れている後続を待って休憩を取りパンをほおばる。尾根までもうすぐだ。
 最後の登りはさらに勾配を増す。ルートをくの字にとり船越ノ頭手前2955mのピークに乗った。気温が高く雪が腐れているのでシールは良く効いてくれた。後続が遅れているので大○さんに次のピークである船越ノ頭を往復するように伝える。船越ノ頭には12時14分到着、すぐに戻り後続と合流して滑降の準備にかかる。コルからのドロップ地点から下を覗き込むと、上部は結構な急斜面だが、雪が腐ってきたので、転倒してもすぐに止まってくれそうだ。今回は急斜面が慣れない人もいるのでダメなときは乗鞍岳とも考えていたが、この雪だったら問題は無く滑ることが出来る。
 右前方に白馬岳を望みながら、思い思いにオープンバーンを滑り降りる。右に寄ると金山沢なので、左の登ってきたルートに戻るように下降を続ける。滑る力量はバラバラなので、ポイントポイントで待つようにしてゆっくりと下った。最初の急斜面さえ降りてしまえば初心者でも楽に滑ることが出来る。あまり下りすぎると後でトラバースするようになるので早めに登りのトレースに戻った。滑りを楽しむことが出来るのは湿原までで、1900mピークを右に見ながら推進滑降でビジターセンターへと向かう。栂池ヒュッテはまだ営業前で、夏だったら食べられるソフトクリームは麓までお預けとなった。
 栂池ヒュッテ前で休憩をとったら栂大門駅までの下りである。基本的には道路を滑るのだが、途中何カ所かショートカットしながら下った。栂大門駅から推進滑降で栂の森駅まで行ってゴンドラに乗り込むことにした。栂の森駅には14時13分に着いた。行動時間は5時間程だったが、好天にも恵まれて楽しく過ごすことが出来た。一人ではなかなか来ることが出来ないエリアでもあり、ご一緒してくれたメンバーの皆さんに感謝である。(和)

概念図

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傾斜量区分図(雪崩)
トラック 登り=赤 下り=青

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