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No5461
焼山・栂森
栂森 1359m標高点
山行種別 山スキー
やけやま・つがもり 地形図

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山行期間 2016年12月25日(日)
コースタイム 後生掛温泉(8:30)→国見台トラバース→コル(10:13)→栂森(10:40,10:50)→コル(11:10,1127)→国見台(11:34,12:00)→後生掛温泉(12:30)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
旅館の建物裏手が登り口 雪の少ない急斜面を登る 尾根筋をラッセルも軽く登っていく
国見台の北斜面をトラバース コルでひと休み 栂森へと向かう
毛せん峠 栂森の山頂にて 西に見える焼山のピーク
国見台へ登る 国見台から八幡平を眺める パウダーを楽しむ
古いツアー標識 往路と同じルートで戻る 温泉までは国見台から30分

行動記録
 今日は国見台を経由して栂森へと登る計画だ。夏道は旅館の建物裏が登山口となっており冬季も同じだ。雪が少ないので取り付きの急斜面をスキーで登れるか心配したが取り越し苦労だった。ほぼ夏道沿いに比較的緩斜面の尾根を登っていく。先行者のトレースがない場合はラッセルで汗を絞られることとなるが、今年は積雪量が少ないのでノントレースでも楽に登っていくことが出来る。ブナ林の中で休憩すると日が差してきて心地よい。
 国見台は北斜面をトラバースする。この斜面は雪崩れやすく注意が必要だ。しかし、今日は雪も安定しておりその心配はなさそうだ。コルに出てひと休みする。国土地理院の地形図にはこのコルが毛せん峠と記されているが、おそらくそれは誤記だろう。斜面をひと登りすると平坦になり、なだらかで丘のような栂森のピークも近い。標柱があり表面の雪を削ると毛せん峠と読めた。この辺りは風の通り道で強風のことが多いのだが、今日は大した風でもない。栂森からは秋田焼山が正面に見える。カメラのような物が設置してあることに気づいた。火山監視カメラだろう。秋田焼山は活火山なのだ。
 栂森からコルへと戻り国見台へと登る。コルからの標高差は40mほどなのでさして時間はかからない。国見台の山頂はほぼ無風で、日が当たると暖かく感じられるほどだ。正面に昨日登った八幡平が眺められる。昼食を済ませてシールを剥がすと滑降だ。山頂直下は斜度もそこそこあるが、短いのであっけなく終わる。積雪量が増えればツリーランをもっと楽しめるだろう。緩斜面の尾根は自分たちのトレースを使ってスキーを走らせた。旅館裏手の急斜面も何とかスキーのまま降る。結局今日国見台方面へ入ったのは我々だけだった。最後に温泉でさっぱりして帰途についた。(K.Ku)

ルート図 登り=赤 下り=青
この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。(承認番号 平28情複、 第162号)この画像をさらに複製する場合には国土地理院の長の承認が必要です。

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