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No5461
八幡平
1613.3m二等三角点峰
山行種別 山スキー
はちまんたい 地形図

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山行期間 2016年12月24日(土)
コースタイム 秋田八幡平スキー場(9:00)=リフト=スキー場トップ(9:07)→蒸ノ湯休憩所(9:11,9:22)→田代沼(11:08)→八幡平山頂(11:53)→陵雲荘(12:05,12:35)→八幡平山頂(12:45)→蒸ノ湯休憩所(13:43,13:49)→スキー場トップ(14:00,14:08)→スキー場駐車場(14:15)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
朝の後生掛温泉 秋田八幡平スキー場のリフトを利用 蒸ノ湯休憩所
まだ笹が埋まっていない 雪は軽く快調に登る 田代沼にて
八幡平頂上 避難小屋へ 小屋内部
復路はトレースを辿る 緩斜面でも板が走る 蒸ノ湯休憩所でシールを貼って登り返す

行動記録
 2年ぶりに年末の後生掛温泉でのスキー&湯治ツアーを企画した。自分の地元では今のところ寡雪の昨シーズン以上に雪が少ないが、秋田県ならと思って向かった。しかし、後生掛温泉に着いてみると、今までに見たことがないほど雪が少ない。滑りがダメでも山スキーは歩きメインだから何とかなるだろう。いつもは後生掛温泉の廊下に客のスキー板が立てかけてあるのだが、今回は見当たらない。時期的にちょっと早いということもあるのだろう。ゆっくりと温泉に入ってから早速宴会だ。久しぶりのメンバーもいて愉快な時間が過ぎる。明日にも備えて21時頃には就寝。
 秋田八幡平スキー場には8時過ぎに着いてしまった。駐車場にはまだ他の車はない。我々の到着後に出勤してくるスタッフもいるほどのんびりしたスキー場だ。我々以外に客のいないレストハウスで待っていると、小中学生が続々とやってきた。地元の小中学校の合同合宿だという。どうりで遊びに来たという雰囲気ではないわけだ。9時スタートのリフト(8回券2,100円)に乗りゲレンデトップへ。蒸ノ湯休憩所まで滑り降りたが、15pほどの新雪は軽くて板がよく走る。シールを貼って歩き始める。軽くガスがかかっているが視界は有り、風もほぼ無風と好条件。とはいえ積雪量はまだ十分ではなく、しばらくアスピーテラインなりに歩き、2つ目のヘアピンカーブから斜面に踏み込む。まだ笹ヤブが埋まりきってないので、歩きやすい夏道なりに登っていく。雪が深いとラッセルが大変だが、今日はラッセルとも言えないような軽いラッセルで歩くことが出来る。この時期の八幡平は今回で3度目だが、これまでで一番良い条件と言える。順調に進んで田代沼を経由し、藤助森のピークを踏んで山頂に到着。青空も垣間見え薄らと日も差してきたので、避難小屋まで足を伸ばすことにする。
 八幡沼へと緩やかに下っていくと、避難小屋が見えてきた。モノトーンの雪原の世界にたたずむ小屋の風景はちょっと幻想的で、メンバーからはホワイトクリスマスだねとの声も上がった。避難小屋の中に入って昼食にした。この小屋は陵雲荘といい、なかなか立派な小屋で定員は20人となっている。薪ストーブもあり、薪を自分で担ぎ上げれば使える。復路は自分たちのトレースを辿る。藤助森のピークを過ぎてからシールを剥がして滑降開始。緩斜面の八幡平上部でもそこそこ板が走る。下部斜面はヤブがうるさくなるが、右に左にかわすことさえ楽しい。登りの3時間コースを1時間で下ると、蒸ノ湯休憩所でシールを貼って登り返す。結構賑わっているゲレンデをひと滑りすると、八幡平ツアーも終了である。(K.Ku)
※番外編
 宿に戻るとまずはひと風呂浴びる。ここでは7種類の温泉が楽しめる。部屋はオンドルの大部屋だが、暑くて常時窓を少し開けておく必要があるほど。しかも枕や敷布団などを借りても1泊3千円以下と安い。Tシャツ短パンで過ごせる部屋で宴会である。ただし廊下との仕切りはなく、向かいの部屋も丸見えなので大騒ぎは禁物である。あくまでも湯治のための部屋なのである。今回女性陣3人は個室のオンドル部屋にしたが、自分は開放的な大部屋が好きである。夕食は自炊だが、調理担当のN井田さんが作ったきりたんぽ鍋が美味かった。次の鍋の天ぷら肉うどんも美味しくて、どんぶりで計7杯も頂いてしまった。さすがに腹が一杯になったが、アイスは別腹であった(笑)

ルート図 登り=赤 下り=青
この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。(承認番号 平28情複、 第162号)この画像をさらに複製する場合には国土地理院の長の承認が必要です。

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