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No5289
中吾妻山
1930.9m三等三角点峰
山行種別 山スキー
なかあづまやま 地形図

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山行期間 2016年3月13日(日)
コースタイム 福島(5:30)=新大倉川橋(6:30,6:49)→作業道分岐(7:33)→稜線(8:10)→1211m標高点北西コル(8:45)→1346.5m三角点峰(9:40)→展望地点(9:50)→1340m標高点(10:12)→中吾妻山(12:15,12:49)→展望台下(14:08)→1346.5m三角点峰(14:38)→作業道へ下る赤布・下降点(15:50)→林道(16:14)→新大倉川橋(16:35)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
新大倉川橋から歩き出す 新大倉川橋の僑銘板 林道から見る大倉川、遠くに中吾妻山の肩が見える
取付きの作業道 展望地点から見る西大巓と西吾妻山 展望地点から見る中吾妻山
展望地点から見る東吾妻山 磐梯山と猪苗代湖 吾妻の山並み
谷地平と家形山と一切経山 アオモリトドマツの森を滑降 途中で見かけたサワラの大木

行動記録
 中吾妻山には、これまで2回登ったが、いずれも4月に兎平から谷地平を経由したもので、中吾妻山の南面からは無い。何時かはと思っていたが、そのチャンスが今回訪れた。今日は長い一日になるので、早めに福島を出発する。
 6時30分に新大倉川橋に到着。大倉川右岸の橋のたもと、雪を押したスペースに邪魔にならないよう駐車する。ここから大倉川右岸に延びる林道を6時49分出発。林道は雪を被ってスキーで進んでいけるが、左手に見える急峻な斜面に雪は無く、予定した尾根に取付けるか不安になる。4月初めに予定していた計画だが今日に繰上げた。
 平坦な林道歩きに少し飽きた7時33分、左に作業道が分岐する。ここが966m標高点南、稜線への取付きになる谷の入口である。作業道を進んで行くと左手に水流が見え、道は沢に沿って延びている。この沢は「蚊ノ沢」というのだそうだ。やがて沢は二俣になり、小さなスノーブリッジ渡って左俣へ進むと道がこちらにも延びている。周囲は杉の植林地で間伐のための作業道のようである。小さく延びた尾根上の道をたどると8時10分に1211m標高点南のコルの肩に上った。帰りの目印のため、この降り口に赤布を結えた。
 ここから稜線上を進む。初め1211m標高点は西面をトラバースし、8時45分、北西のコルに達する。次いで1346.5m三角点峰に向かうと右下には採掘場の跡。右上には東吾妻山、振り返ると安達太良山、猪苗代湖などが見える。
 9時40分三角点峰を越えて進むと小高い台地に出る。ここは吾妻山の中央展望台とでも言えばよいか。左から、西大巓、西吾妻山、正面に中吾妻山、そして東吾妻山が並んで見える。ここから一旦降り、比較的平坦な尾根上を登っていく。1340m標高点を通過し、さらに高度を上げていく。次いで、唐松川源頭を横切って、1474m標高点と1673m標高点を結ぶラインを目安に山頂を目指した。
 周囲は、ブナやダケカンバの林からアオモリトドマツの森と変わっていった。500mを超える登高に息が上がる。休み休みの登高の末、12時15分に山頂に達した。安達太良山、磐梯山、西大巓、西吾妻山、中大巓が望まれた。少し東方に進むと、東吾妻山、谷地平、そして一切経山、家形山から昭元山に続く県境の山々が広がっていた。
 昼食休憩の後、滑走にかかる。帰りは往路の通り滑り降ると樹林の中は、締まった雪面の上に薄っすらと雪がのった状態で、比較的滑りやすい。14時08分に展望台手前の斜面でシールを付けて登り返し、以下、シールでの行動とした。14時38分1346.5m三角点峰を通過。1211m標高点は、西面をトラバースして回り込み、15時38分に下降点でシールを外し再び滑走する。
 15時50分、赤布を目印に作業道に入り、林道には16時14分に合流した。平坦な林道ながら極力スキーを滑らせて、新大倉川橋の駐車場所には16時35分に到着し、終了した(K.S)

概念図


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