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No5277
西大巓・馬場谷地
1982.0m二等三角点峰
山行種別 山スキー
にしだいてん・ばばやじ 地形図

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山行期間 2016年2月27日(土)
コースタイム スキーセンター(8:30)=第3クワット終点・スキー場トップ(9:25,9:38)→西大巓(10:38,10:52)→馬場谷地(11:55,12:16)→矢筈山(12:30,12:39)→南西尾根(13:57,14:15)→不動沢の橋(15:13)→スキー場(15:54)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
西大巓への登高西吾妻方向を望む 西大巓山頂の三角点 馬場谷地の雪原が現れる
矢筈山頂から西大巓を望む 馬場谷地からの西大巓 これから南西尾根を目指して登り返す

行動記録
 北塩原と米沢を結ぶスカイバレーが通る白布峠から西大巓に続く尾根上に馬場谷地はある。かつて縦走路は馬場谷地の中を通っていたが、今は付替えになり、その様子を縦走路から見ることは難しい。西大巓山頂から西に延びる県境尾根を滑走することが眼目なのは勿論であるが、雪に埋もれた馬場谷地を見るための計画であった。
 早朝の福島を出発、8時過ぎにグランデコスキー場に到着した。第3クワットリフト横のスキー場トップを出発したのは9時25分。山頂には、10時38分到着した。このシーズン5度目の山頂である。滑る準備をして、西斜面に向かう。
 県境の尾根は真西に向かって飛び込んでいけば良いのだが、滑走方向を慎重に見定めながら滑っていく。最初は、雪のうねりと混んだ樹木で難儀したが、徐々に快適に滑走できるようになる。針葉樹の森の中には上質の粉雪が溜まっていて、快適の一言。
 方向を確認しながら降りていたのだが、調子に乗ってしまい尾根の左にルートをはずす。この後は、馬場谷地に乗るように高度を調整しながらトラバースで行く。11時55分、雪原に飛び出し馬場谷地に到着。昼食後、シールを付けて矢筈山に向かう。あまり期待していなかったのだが、矢筈山は西大巓の眺めがなかなか良い展望台であった。
 12時48分、馬場谷地から登り返しを始める。最初は尾根上を約100m登り、1598m標高点の台地を目指してトラバースする。次いで、南西尾根を目指してさらにトラバースする。斜面に刻まれた沢の切れ込みをかわすようにルートをとる。13時57分、標高約1650m付近の登山道上で南西尾根に合流した。この間、約150mの登り返しだった。
 シールを外したら、南西尾根を滑走する。好天が仇となり、午後の雪は腐ってしまった。広くなだらかなブナの尾根を下り、尾根の末端に至る。カラマツの急斜面を降ると登山道と交差する。その後、低い尾根の張り出しを右手に見ながら平坦な雪原を進んで行くと15時13分、小野川林道の不動沢に架かる橋に至る。林道にトレースは無く、スキーで雪を踏み、滑らせながら進む。15時54分にゲレンデに合流した。(K.S)

概念図

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トラック 登り=赤  西尾根=緑 下り=青

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