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No4923
吾妻山・大平コース
山行種別 山スキー
あづまやま・おおだいらこーす 地形図

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山行期間 2014年3月1日(土)
コースタイム 福島(6:30)=大平分校跡(8:00)=天元台・湯元駅(8:30,9:03)=ゲレンデトップ(9:45,9:55)→人形石(10:46)→藤十郎(11:16,11:22)→1675m標高点・休憩(11:38,12:00)→間々川徒渉点(12:30,12:44)→1393mピーク(12:56,13:06)→不忘閣ヒュッテ跡(13:23)→大平(14:15)=天元台・車回収
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
天元台湯元駅 ゲレンデトップから歩き出す 人形石の吾妻山高度指導標
ホワイトアウトの中を人形石から滑り降りる 藤十郎からの滑り ダケカンバの林になると間々川も近い
Uさんも順調に滑ってくる 間々川徒渉点でシールをつける 1393mピークへ登り返す
1393mピークから不忘閣ヒュッテへの下り 不忘閣ヒュッテは2008年に取り壊された 長い林道も結構滑ってくれる
林道途中のデブリ 大平集落の手前から除雪されていた 大平分校跡・現在は公民館になっていて除雪されている

行動記録
 久々に大平へ下りてみることにした。このコースは交通の不便さもあって車を使わないと難しい。公共交通機関は一番近い山交・白布温泉線の八ヶ代バス亭まで5.8kmほどある。いつもだと福島から国道13号線の米沢以内手前から米沢病院の脇を抜けて奥羽本線を横切るのだが、現在高速道路の工事に伴って、道が複雑に変わってしまった。いずれ走りやすいように整備されるのだろうが、それまでの辛抱だ。
 大平分校跡には予定通り8時30分に着いた。ここで待ち合わせていた石○さんと合流し、車を1台デポする。ここから天元台の湯元駅までは30分ほどである。天元台の駐車場は土曜日だというのにガラ空きで、ローフウェイ駅のすぐ上の駐車場に車を駐めることができた。チケットは天元台のサポート倶楽部の入会でもらった回数券を使用する。2年間有効のロープウェイ券×2枚、リフト券×12枚、食事券×2枚、コーヒー券×2枚で3,500円なので、1日券を使わない私たちにとっては断然お得である。使い切ればシーズン中に再度3,000円(食事券、コーヒー券無し)で更新できる。次回のために天元台ロッジのフロントで更新(購入)してからリフトに乗り込む。つがもゲレンデのトップには9時45分に着いた。ロッジに寄り道しなければ、ロープウェイ、リフトと乗り継いで、ゲレンデトップまでは30分ほどである。
 シールを付けて人形石を目指す。今日のトレースは無く、今の時点での入山者は、私たちの他には吾妻小屋を目指す3人パーティの人たちだけのようだ。霧で見通しは良くないが、人形石までは樹林帯なのであるくに支障はない。トラバースはウネリがあって歩きづらいが、距離は短い。ゆっくり登って50分ほどで人形石に出る。ホワイトアウトで斜面が見えない。南側の斜面がオープンバーンで滑りやすいのだが、しかたなくシールを付けたままで、木々のある北側の斜面を下りることにした。コルから1860mピークへと進む。ピークの東側斜面でシールを剥がし滑降の準備をする。天気が良ければ稜線でのんびりと昼食にすることが出来るのだが、早いところホワイトアウトから逃れた方が良さそうだ。11時22分、滑降を開始し15分ほど滑り、高度を180mほど下げると1675m標高点である。ガスも切れたので昼食休憩をとった。
 ルートは、ほぼ夏道沿いに滑りやすいところを見つけて下る。モナカだった雪質も多少滑りやすくなった。ダケカンバの林が出てくると間々川の徒渉点も近い。12時30分、間々川徒渉点に着く。かめ組のメンバーとしては順調のようだ。今度はシールを付け1393m標高点のピークへと登り返す。数日前のトレースがピークの右の肩へと向かっている。試しに同じルートをたどってみた。不忘閣への下りでは斜面はオープンで滑りやすいが誤って座々沢へ下りそうだ。左にトラバースして不忘閣への尾根に戻る。気温は高いのだが雪はほどほどに滑ってくれる。15分ほどで不忘閣ヒュッテ跡に到着。不忘閣ヒュッテは2008年に取り壊され、今では小屋の脇にあった巨木だけが目印である。
 不忘閣からは林道を滑って大平へと向かう。林道は勾配があまり無いのでベタ雪だと滑らないのだが、今日は適当にバーンが堅く滑りやすいしスピードも出る。途中、デブリもあって林道をふさいでいたが、乗り越えて通過。1時間とかからないで大平に着いた。(I.I)

概念図

トラック 登り=赤 下り=青

より大きな地図で 2014.03.01_吾妻山・大平 を表示

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