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No4896
焼山・栂森
山行種別 山スキー
やきやま・つがもり 地形図

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山行期間 2013年12月29日(日)
コースタイム 後生掛温泉(8:20)→国見台トラバース(10:10)→コル(10:30)→毛せん峠(11:02,11:09)→コル(11:35,11:43)→国見台(11:50,12:04)1本目滑降→休憩(12:17,12:37)→登り返し後2本目滑降(12:56)→後生掛温泉(14:05)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
後生掛温泉から登り始める 一段上の登山道に出てビーコンチェック 国見台へ向けて樹林帯を緩やかに登って行く
国見台をトラバースする 国見台とのコルに出る 栂森への登りにかかると完全にホワイトアウト
風も強く毛せん峠で退却 毛せん峠の標識 国見台へ登り返す
国見台からのドロップ地点 林間の緩斜面を滑る 10人もいると平坦部も良く滑る
後生掛温泉へと向かう 平坦部では歩くところも 雪に覆われた後生掛温泉

行動記録
 後生掛温泉への湯治も兼ねて八幡平と焼山に登ることにした。前日の28日に福島から秋田八幡平スキー場へと向かうが、雪による事故のため、東北自動車道では若柳金成ICで下ろされてしまいスキー場に着いたのは13時を回ってしまった。
 前日は秋田八幡平スキー場でのスキー練習、今日は悪天を突いて行けるところまで行ってみようと栂森を目指した。後生掛温泉湯治部の裏手から斜面に取り付く。登山道までは急斜面だ。登山道に出てからビーコンチェックをして歩き始める。国見台の手前までは、ほほど平坦に近い緩やかなコースだ。12月としては多すぎるぐらいの積雪量で、スキーでのラッセルも膝近くまでになる。メンバーは白峰会との混成パーティなので総勢10名である。若いメンバーもいるのでラッセル要員には事欠かない。頼もしい限りだ。
 降り続く中を進み、国見台は夏道沿いに右側からトラバースしてコルに出る。いよいよ栂森への登りに入る。パフパフの新雪で沈む割にはラッセルも苦にならない。1340mの栂森の尾根に出ると吹雪で何も見えない。GPSを頼りに栂森を目指すが、風の強さに前進をあきらめる。それでも夏道の柵が確認できたので毛せん峠まではたどり着くことができた。すぐに記念撮影を済ませ、シールをつけたまま風が避けられるところまで戻った。シールを剥がし国見台とのコルまでひと滑りしてから国見台へ登り返す。11時50分、国見台のピークに立つ。
 再びシールを剥がして北東斜面へ滑り込む。ここで私を含めた軟弱組はゆっくりとお昼ご飯にする。滑り足りないメンバーが国見台へ登り返してもうひと滑りと言うのでツェルトを被って待つことにした。
 メンバー全員が合流し、後生掛温泉へと向かう。林間コースは、本当に緩やかな下りで、トップは推進滑降かラッセルだが、10人目ともなるとボブスレーのコースを滑っているようで、良く滑る。後生掛温泉を目の前にして一人が深雪にはまってしまい10分以上もがいて、ようやく脱出した。降り続いた雪が落ち着くまでは、今しばらくかかりそうだ。温泉に戻ればお風呂とビールが待っている。(I.I)

概念図

トラック 登り=赤 下り=青

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