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No.4493 |
浅草岳
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1585.5m一等三角点峰 |
山行種別 |
山スキー |
あさくさだけ |
地形図 |
守門岳 |
山行期間 |
2011年4月18日(月) |
コースタイム |
大自然館(7:00)→白崩沢(7:09)→林道終点(8:00)→尾根・標高895m地点(8:37)→嘉平与ボッチ(10:43)→前岳(11:03)→浅草岳(11:18,11:23)→前岳(11:36,11:55)→林道終点(12:46)→大自然館(13:03) |
写真 |
写真は拡大して見ることが出来ます |
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大自然館の駐車場までは除雪されている |
スノーモービルの乗入は禁止されている |
白崩沢にかかる橋の手前から林道に入る |
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林道の終点までは道沿いに歩く |
左の尾根に向けて登る |
標高960m付近 |
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左は夏道の登山口のある林道 |
振り返ると守門岳が見える |
1246m付近から嘉平与ボッチを見る |
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右に鬼が面山へ尾根が続く |
嘉平与ボッチを振り返って見る |
浅草岳の山頂 |
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山頂にある一等三角点 |
田子倉湖を見下ろす |
前岳からの滑り |
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嘉平与ボッチへ向けて滑る |
ヤジマナ沢に懸かる白崩滝 |
林道を滑り終え大自然館に戻る |
行動記録 |
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東日本大震災の日から時間が止まったようで、あっと言う間に1ヶ月が過ぎてしまった。いまだに、山岳会のメンバーには災害復旧や避難者の支援などに追われている会員もいる中、多少後ろめたい気持ちを持ちながらも山に出かけることにした。
いつも只見の入叶津から入っていた浅草岳だが、今回は新潟側の五味沢から登ってみた。前夜のうちに出発点となる「大自然館」の駐車場に車を駐めて仮眠した。大自然館はいまは営業をしていないが除雪はされていた。
朝7時ちょうどに大自然館を出発する。雪はまだまだ豊富にある。今日はヤマジナ沢とムジナ沢に挟まれたヤマジナ沢左岸の尾根を往復する予定なので、白崩沢に架かる橋の手前から林道にに入る。前日が日曜日でもあり、たくさんのトレースがあった。林道の終点までは1時間で着いた。ここから本格的な登りになる。小沢の窪を登って行き、途中から左の尾根に向かって高度を上げる。標高895mで尾根に乗った。林道終点から30分ほどである。ここで単独行の方と出会った。尾根は思ったより疎林で滑るに支障はなさそうだ。
のんびりと高度を上げていく。振り返ると守門岳がきれいに見える。2万分の1地形図の1246m標高点付近からは上部を見上げると嘉平与ボッチが雪庇の左側に顔を見せる。尾根に乗ってから2時間ほどで嘉平与ボッチのトラバースになる。右側はムジナ沢の源頭へ大きなバーンが広がる。滑ったら気持ちよさそうな感じだ。アイスバーンだとトラバースも怖そうだが、雪はすでに緩んでいて難なく通過し前岳の登りにかかる。
嘉平与ボッチから前岳まで30分ほどで登る。前岳からは南西方向へ鬼が面山へ延びる真っ白な尾根が続く。浅草岳は目の前だ。11時18分、歩き始めて4時間ちょっとで浅草岳の山頂に着いた。私たちはゆっくりとしたペースで登ってきたので、単独行の方はすでに早坂尾根を滑り降りてしまったようだった。天気も良く霞んで見えるものの、山頂からは遮るものもなく廻りの山々が良く見える。山頂では5分ほど休み、前岳まで戻ってからシールをはがすことにして前岳に戻ってからお昼にした。
シールを外し前岳から滑り始める。気持ちよく嘉平与ボッチまでひと滑りし、トラバースして尾根伝いに滑降を続ける。樹林帯に入ってても木々の間隔は適当に開いていて雪はしっかり着いているので滑るに支障はない。尾根から林道終点に降りるところでトラバースし過ぎてしまい860m台地に降りてしまったが、ここは登ってきたコースを素直に滑った方が楽しめたようだった。前岳から1時間もいないで林道終点に滑り降りた。
林道は途中推進滑降になるところもあるが、春のザラメ雪でも結構滑ってくれる。白崩沢に架かる橋を右に見て進むと車を置いてきた大自然館の駐車場はすぐである。帰りは入広瀬でひと風呂浴び、汗を流してから福島へ戻った。
次回に浅草岳を訪れたら早坂尾根を滑って見たい。山頂から見た幅の広い早坂尾根は絶好のゲレンデに見えた。(I.I) |
概念図 |
トラック登り−赤、下り−青 |
登り=赤 下り=青 |
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