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No.4491
神楽ヶ峰
2029.6m三等三角点峰
山行種別 山スキー
かぐらがみね 地形図 苗場山、土樽

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山行期間 2011年3月6日(日)
コースタイム @和田小屋(7:55)=スキー練習=かぐら第5ロマンスリフト終点(9:09,9:20)→1984mピーク(9:58,10:15)→中尾根・小休止(10:40,10:53)→和田小屋(11:05)
Aかぐら第5ロマンスリフト終点(11:32,11:42)→神楽ヶ峰(12:22,12:24)→田代分岐(12:30,12:44)→反射板(13:02)→かぐら第4ロマンスリフト乗り場(13:15,13:19)=リフト終点・かぐらメインゲレンデ(13:25)→和田小屋(13:30,13:47)→みつまた第2ロマンスリフト(13:59)=リフト終点(14:04)→みつまた下山コース→みつまたステーション・駐車場(14:19)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
和田小屋から表に出ると中尾根が正面に見える 今日の行動は和田小屋から始まる かぐら第1高速リフトを降りて神楽ヶ峰方面を見る
かぐら第5ロマンスリフトが動き出すまでひと滑り ゲレンデトップにある登山者用ゲート、登山届けもここにある 稜線を目指して登っていく
1984mピークから中尾根へ 中尾根を尾根沿いに滑る 奥は苗場山
田代分岐から見た神楽ヶ峰 反射板のあるオープンバーン 深雪の滑りは楽しい
かぐら連絡コースへ向けて一気に滑り降りる 思い思いに滑っていく 清津川に架かる橋を渡ると駐車場はすぐである

行動記録

 前日に平標山の山行を終えてから「かぐらスキー場」へと向かった。みつまたステーションのスキー場事務所で和田小屋へのチェックインをすませてから今度らへと乗り込んだ。リフト券は14時を回っていたので2日券で3,000円、小屋までリフト券を別々に購入すると1,900円かかるので翌日の行程を考えると安いと思う。小屋では5名だったこともあって個室を与えられ、お風呂に入ってのんびりとした時間を過ごした。
 朝方、外の天気を確かめると穏やかに晴れている。久々の好天に期待はふくらむ。朝食は7時から取ることができ、8時からは和田小屋に泊まった人だけが「かぐらメインゲレンデ」のファーストトラックが楽しめる。標高1830mまで運んでくれる「かぐら第5ロマンスリフト」が9時になると運転するとのことなので1時間ほど整備されたばかりのゲレンデで遊ぶ。
 かぐら第5ロマンスリフト終点のゲレンデトップに着いたのが9時09分、ゲレンデからフィールドに出る所にはゲートがありゲレンデ外は自己責任と記されている。登山計画書を提出してから歩き始める。さすが関東圏のフィールドだけあって人も多い。
 リフト終点が1830mなので1984mピークまで登っても標高差は150mほどしかない。天気は良く気温も上がってきた。途中でジャケットを脱いだりして時間を費やしても40分ほどで中尾根のピークである1984m標高点へと着いてしまった。
 ピークでシールを外し滑り始める。前日に降った雪が深くて得した気分にさせてくれる。やや重くなったものの滑るに支障は無く、出来るだけシュプールのない所を見つけて滑り降りる。
 しばらく尾根伝いに滑って行き、標高1750m付近で雪庇の切れ目から沢に向かって急斜面を滑り降りた。そこはかぐら第5ロマンスリフトから滑ってくる沢沿いの林間コースになっていて沢山のトレースがついていた。途中から「かぐらメインゲレンデ」に出て和田小屋へは11時05分に戻った。

 2本目は神楽ヶ峰へ登ってからかぐら連絡コースを通って「かぐら第4ロマンスリフト」降りるルートを取った。再びかぐら第5ロマンスリフトでゲレンデトップまで上がり、今度は2030mの神楽ヶ峰ピークを目指す。標高差は200m、こちらも40分ほどで登ってしまう。田代分岐の先は尾根がうねっているのでシールを付けたままで往復した。神楽ヶ峰の山頂からは目の前に苗場山が見える。
 苗場山を写真に収めて田代分岐まで戻り、シールを外してのんびりと休憩した。田代湖へ下る夏道沿いに滑っていく。こちらの方は中尾根と違って滑る人はだいぶ少なくなる。1890mピークを左に回り込むとオープンバーンが待っていた。深雪のご機嫌なバーンで転ぶと起きあがれないほどだ。ひと滑りして反射板まで滑ってくると、その下も快適な斜面が続いていた。荒れていた中尾根とは違って滑りやすい。
 反射板からかぐら連絡コースへ向けて一気に滑り降りる。フィールドはゲレンデと変わる。かぐら連絡コースでトラバースし、かぐら第4ロマンスリフトでかぐらメインゲレンデへ出ると、ひと滑りで和田小屋に着く。ここで2本目をパスして和田小屋で休んでいたMさんと合流した。
 和田小屋から車を置いてきた「みつまたステーション」の駐車場へ戻るには、ゴンドラコースをひと滑りし、みつまた第2ロマンスリフトで向山に登り返しファミリーゲレンデ、みつまた下山コースを滑ることになる。かぐらゴンドラの乗り場まで降りてくると夏の道路沿いのコースは立入禁止となっていた。やはり向山までリフトであがらなければならないようだ。
 みつまた第2ロマンスリフトで向山に登り返し、ファミリーゲレンデを滑り降りたら、ゴンドラで降りるか下山コースを滑るか二つの方法が選択することになる。全員が下山コースを希望。当然のように駐車場まで七折れの急斜面を滑り降りることになった。
 長い滑りで押さえが利かなくなった頃、ようやく清津川の橋に着いた。これを渡れば駐車場はすぐである。
 神奈川のM組と分かれて街道の湯で汗を流した。前日の平標山と違って天候にも恵まれ、日焼けした顔で福島へと戻った。(I.I)


概念図

トラック


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