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No.4371
鳥海山・祓川
七高山 2229.9m一等三角点峰
山行種別 山スキー
ちょうかいさん・はらいがわ 地形図 鳥海山

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山行期間 2010年5月10日(月)
コースタイム 祓川駐車場(10:00)→七ツ釜避難小屋(11:40)→昼食(12:01,12:20)→氷ノ薬師(12:45)→七高山(14:13,14:50)→祓川駐車場(16:08)
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祓川から見た七高山 がんばって登るぞ 七ツ釜避難小屋
バテないようにゆっくり登る 登り初めて2時間ほどで昼食 七高山への最後の急斜面
ようやく山頂へ着いた 七高山の一等三角点 新山が目の前に見える
ようやく登ってきた斜面をいっきに滑り降りる 湿雪だが滑るに支障はない 山頂をバックに記念撮影

行動記録
天候 晴れ
 このところ寒気が頻繁に降りてきて不安定な天気が続いていた。山は春だと言うのに雪が降り、春スキーの楽しみであるザラメ雪の滑降を楽しむことができない。今日も山の上部は新雪が残っていた。福島を早朝に発ち、祓川駐車場に着いたのは10時少し前、さっそく身支度をして歩き始める。
 今日の山行の目的は、今までみんなに置いて行かれて七高山のピークを踏んだことがないと言うお二人のサポート役である。山頂まで適度な休憩と、一定のスピードで高度を上げていく。まずは七ツ釜避難小屋の手前の斜面下部で小休止。天気にも恵まれて、ノンビリとした時間が過ぎていく。こんな山登りも良いもんだ。
 七ツ釜避難小屋は上部を通過し氷ノ薬師手前まで頑張って昼食となった。祓川のコースは大きく3つに分けて特徴がある。下部の祓川ヒュッテから七ツ釜避難小屋上部までの3箇所の急な登り、中間部の氷ノ薬師までの緩斜面、最上部の急斜面で構成される。鳥海山では距離も短く、春スキーでは楽なコースではあるが、初めての人にとってペース配分を誤ると、体力の無い人にとって最上部の急斜面で足が止まってしまってたどり着けないことがある。リハビリしてようやく山登りを再開できた経験から、途中で足が止まってしまう辛さは良くわかる。
 氷ノ薬師まで緩やかに斜面を登っていく。あと高度を400mもあげると七高山に着くのだが、ここから山頂までの最後の登りが待っている。夏道を知っていると、途中の斜面もそれぞれに特徴があってベス配分が出来るので、春スキーの時期だけでなく。花の季節などにも一度訪れてみると良いと思う。
 山頂を目の前にして勾配は増してくる。お二人も遅れながらもゆっくりゆっくり高度を上げてくる。14時13分、歩き始めて4時間13分で七高山にようやく着いた。普段のコースタイムより1時間ほど多く費やしたが、しっかりと山頂を踏むことが出来た。何にも焦る必要は無い。体力と技術に合った方法で登れば出来ないことはない。
 山頂でノンビリしてから下降に入る。新雪とザラメ雪が混在するので多少滑りづらいが、スキーさえ着けていればこっちのもの。七高山からの急斜面を一気に滑り降りる。斜面ごとにメンバーが滑り降りるのを待ちながら高度を下げ、滑りを楽しんだ。下部は洗濯板のようになっていたが雪が着いているだけでも有り難い。山頂をバックに記念撮影をしてから祓川の登山口へと滑り込んだ。皆さんのおかげで今日も楽しい1日を過ごすことが出来た。往復運転してくれたHさん、ありがとうございました。(I.I)

概念図



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