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No5304
赤見堂岳
1446.0m二等三角点峰
山行種別
積雪期一般
あかみどうだけ
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山行期間
2016年4月16日(土)
コースタイム
大越川橋(6:35)→786m標高点(7:28)→980.4m三角点峰(8:30)→石見堂岳(10:22)→赤見堂岳(11:32)→石見堂岳(12:50)→980.4m三角点峰(12:12)→大越川橋(15:15)
写真
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右から月山、姥ヶ岳、湯殿山
980.4m三角点峰付近からの赤見堂岳
石見堂岳に続く尾根
石見堂岳から見る湯殿山と鳥海山
石見堂岳から見る赤見堂岳
赤見堂岳から見る朝日連峰主稜線
行動記録
春スキーで賑わう月山、湯殿山と月山道路を境にして広がるこの山域は、静かな残雪の山々だった。また、遥かに大朝日岳に連なる朝日連峰の始まりであった。月山、湯殿山の眺めを楽しみながら登っていくと、やがて雄大な連峰の山なみを見ることができた。
早朝に福島を出発、東北道・山形道を経由し、月山道路、大越川橋のたもとの駐車場に6時20分に到着。準備を整え6時35分に残雪の斜面を登り始めた。雪面を登り切り細尾根上にのると雪は無く、イワウチワの花が咲き乱れている。細尾根をたどって行くと徐々に残雪が現れ、786m標高点に達するまでには、しっかりとした雪面になった。気持ちの良いブナの尾根であった。
尾根は868m標高点手前で直角に左折、980.4m三角点峰に向かって登っていくと、背後に月山、姥ヶ岳、湯殿山が良く見えた。三角点峰は崩れかかった雪庇と藪を縫うようにして越えた。三角点の石柱は帰途に確認できた。ここから先は、尾根上に小ピークが繰返し現れ、思いのほか分かりにくく慎重に進んだ。やがて山上の広い雪原となった。雪原を横切り南端に大石を見つけ10時22分に石見堂岳到着とした。
南方には大朝日岳から続く連峰の山々が、振り返れば月山が、湯殿山の肩には鳥海山が浮かびあがって見えた。次に赤見堂岳へは、雪原を西方に進み一旦コルに下降、先ず1355m標高点に向かって登り返す。さらに山頂へ約100mの登りである。大越から続く山なみが谷を挟んで見えると赤見堂岳が月山から大朝日岳へと続くライン上に位置していることを実感する。
11時32分赤見堂岳に到着。帰りは、往路を戻る。786m標高点手前まで戻ると自分たち以外の足跡が交差している。他にも入山した人がいたようだ。15時15分に大越川橋の駐車場に到着して終了した。
駐車場には、数台の自動車があり、熊撃ちの方々のものだった。山で見かけた足跡もこの方々のもので、私たちが歩いたルートを熊が横切って行ったらしい。出くわさなくて本当に助かった。(K.S)
概念図
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トラック
登り=赤
下り=青
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