トップページ//岩・氷/山スキー/ハイキング/雪山/入山データ/会紹介/東北雪崩講習会
Fukushimatoukoukai HomePage
No.4007
曲沢 湯ノ岐川流域伯母ノ岐沢支流
山行種別 無雪期沢登り
まがりさわ 地形図 帝釈山、湯西川、湯ノ花、檜枝岐


■山行期間 2007年7月28日
■コースタイム 伊勢沢橋(6:25)→伯母ノ岐沢・曲沢出合(7:00)→二俣(10:50,11:06)〜沢終了藪漕ぎ開始(11:33)→小田代湿原(11:50,12:00)→猿倉登山口のトイレのある駐車場(12:45)
■写真
伊勢沢橋から歩き始める 曲沢へ入る林道跡 2mほどの小滝が出てくる
小振りな滝がほとんど 3mの斜瀑 水が涸れてしまう
ヤブこぎをして小田代湿原に飛
び出す
ワカスゲが見頃だった 小田代の標識

■行動記録
 前日の27日20時頃に福島を出発し、高速道路を福島西から郡山南間を利用する。118号線経由で下郷町を通り旧舘岩村から猿倉登山口に入った。若松の市街地を通るより30分は短縮できた。23時30分頃到着し翌日の打合せをしてから就寝。放射冷却現象で寒さのあまり眠れないまま朝を迎えた。夏とはいえ1500mの高地である。シュラフカバーだけではまずかった。
 猿倉登山口を滝沢に入るパーティーと一緒に出発する。猿倉登山口を約8キロ下りた所の林道に入る。道成りに行くと右に曲がった所に橋がある。ここが伊勢沢橋で、ここから滝沢組と別れて行動する。
 しばらく伯母ノ岐沢本流脇の道を行く。沢に降り、一旦下降して伯母ノ岐沢と曲沢の出合を確認してから曲沢の遡行に入る。滝といえるか分からないほどの小滝が約1時間の間に4つ出てくるが、すべて難なく通過することができる。約1440m付近で漸く滝らしい3m滝、1455m付近で3段6mの滝に出会う。ここも難なく通過することができた。この沢は釣り人がよく入っているのであろうか。何か刃物で切られた草葉の後が多い。
 淡々とした川歩きを続けて約4時間で顕著な二俣に着く。2:3で右俣の方が水量は多かったが、小田代への最短ルートということで左俣を選択する。出合には旧登山道であるうか、踏跡が確認できたが、その先までは確認しなかった。左俣に入り10分ほど進むと水は涸れてしまう。
 地形図を確認し小田代めがけて藪漕ぎに入る。進路をやや左にとり、最後にコンパスで確認し右に進むとピタリと小田代湿原に飛び出した。天気もよく一般の登山者は藪から出てきた私たちを見て少し驚いているようだった。熊でも出たかと思われたに違いない。水分補給、腹ごしらえを十分してから、車をデポしておいた猿倉登山口に下った。(Y.K)

■遡行図


トップページ//岩・氷/山スキー/ハイキング/雪山/入山データ/会紹介/東北雪崩講習会