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Fukushimatoukoukai HomePage
No.3899
迷沢左支流 高森川支流
山行種別 無雪期沢登り
まよいさわ・ひだりしりゅう 地形図 中ノ沢、安達太良山


■山行期間 2006年9月2日
■コースタイム 岩弓(7:00)→迷沢出合(7:05)→二俣左沢(9:14〜10:24)→50m涸滝(10:50〜12:25)→登山道(14:00〜14:25)→沼尻登山口着(15:40)
■写真

 
ナメ状の滝が続く
崖に突き当たる小沢 3段6mの滝

 
迷い沢源頭

 
秋元湖と桧原湖を望む
出合いの30m滝

■行動記録
 I さんのアドバイスで30分出発時間を早め、朝5時半に「四季の里」駐車場に集合する。下山口を沼尻登山口にするので車2台で出発する。昼間は暑くなるものの朝夕は気温がかなり低くなった。
 岩弓橋のところの駐車場に6時45頃到着する。私達の他にキノコ取りの3人組がいた。もう秋の味覚が採れる時期のようだ。出発してまもなく木の橋の架かる仏沢に着く。ここを通り越して一つ先が迷沢出合だ。入渓後二俣まで6m、7m、5m、5m滑滝などがあったが全てノーザイルで登ることができた。溯行を始めて2時間15分ほどすると沢に水が殆んどなくなる。二俣に着く。右の本流は伏流となり藪が被さっている。左支流に少し水が落ちてくる30m滝があるので、こちらを選択した。30m滝は小さく左岸を捲いたがほぼ直登に近かったのでザイルを使用した。そしてすぐ5m滝。ここは直登が難しいので右側の小沢を利用して上に登った。左右に涸れ滝が聳えている。ここは左側の滝を選択したのだが滑になっているところをトラバースしたのだが高度感があって緊張した。
 50mの涸滝はザイルを使用、2ピッチを擁した。1ピッチ目では1箇所中々登れない部分あり苦労させられたが、約1時間半をかけ滝の上に着くことができた。実はこの段階で予定を1時間ほどオーバーしていた。個人的にクライミングの技術の向上が必要に思えた。ここから先は沢筋を忠実に沿っての藪漕ぎだ。頭の高さ以上の藪漕ぎが約1時間、途中1550m付近で藪の背丈が低くなり、ここで沢から出る。もう草木の背丈はくるぶし程度。植生を傷つけないように裸地を選んで歩みを進めるが、沢に戻った方が歩きやすいので又沢を歩く。約30分で鉄山非難小屋としゃくなげの塔の真ん中の登山道に着いた。登山靴に履き替え一路沼尻登山口に向かう。途中、湯ノ花採取場のあたりで気持ちよさそうに入浴している方々がいた。

 
■遡行図


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