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Fukushimatoukoukai HomePage
No.3885
不動沢(不動滝〜不動橋) 吾妻山
山行種別 無雪期沢登り
ふどうさわ 地形図 土湯温泉


■山行期間 2006年8月5日
■コースタイム 不動滝遊歩道駐車場(8:45)→不動滝(9:00〜9:28)捲き→7m滝(9:32〜9:55)捲き→15m滝(10:09〜10:20)捲き→熊滝(10:34〜11:03)捲き→砂防ダム(11:28〜11:35)捲き→20m滝(11:50)→不動橋駐車場(12:10)→不動滝遊歩道駐車場(13:00)
■写真
不動滝遊歩道の案内板 30m不動滝 不動尊が祀ってある
不動滝は左岸の小沢を使って
捲く
不動滝のすぐ上には7mの滝と
砂防ダムが行く手を阻む
15m滝は右岸を捲く
熊滝は30mの見事な滝 熊滝上部の砂防ダムから福島
市街を望む
次の砂防ダムの上部には、新
しい不動橋が架かる
滑りやすいナメを登る 旧不動橋の下には20mの滝 新しい不動橋
スカイラインの不動橋バス停
写真を拡大して見ることができます http://blog.goo.ne.jp/f_toukoukai/e/abd84e8a9fb6bd85b740985f154b3793

■行動記録
 今日は1週間前に時間の都合でやり残した不動沢・不動滝〜不動橋間の遡行である。気温は朝から高めのようだ。車は不動滝遊歩道の駐車場に置いて出発。遊歩道を15分ほど行くと不動滝に着く。梅雨も明けたので、水量は先週より少ないようだ。
 遊歩道を少し戻ると左岸に小沢がある。ここが不動滝の捲き道になっている。以前は硫黄精錬所跡から砂防ダム工事のための道が捲き道になっていたようだが、今では踏跡すら見つからない。30分弱で小尾根を越して沢に降り立つ。しかし、目の前には7mの滝と5mの砂防ダムが行く手を阻む。資料を見直すと不動滝〜砂防ダムまでを一気に捲いているようになっていた。失敗したのかなと思ったが、その分7m滝を正面から見れたのだから得したようなものだ。
 7m滝と砂防ダムは右岸の小沢から草付きを一気に登りトラバースして砂防ダムに降り立った。次に20分ほど歩くと15mの滝が出てくる。ここも右岸を小さく捲く。
 すぐに30mの熊滝とその上に構築された砂防ダムが見えてくる。熊滝は素晴らしいのだが、その上に人工の建造物があるのが少し残念だ。ここは左岸を捲いた。気温が上がってきたようで、汗がふき出す。捲き終えてから砂防ダムの上で小休止する。福島市街が良く見え素晴らしい眺めだ。ここまでくれば今日の目的地・不動橋はもうすぐだ。15分ほどで砂防ダムに着く。見上げると新しい不動橋が架かっている。不動橋の下をくぐり、傾斜のあるナメを進むと迫力のある20m滝にぶつかる。上部は旧不動橋の位置にあたり、駐車場の欄干を見上げることが出来る。
 12時少し前に遡行を終了し、20m滝から少し戻った支尾根から不動橋駐車場を目指して一気に急斜面を登る。取付点にロープが張ってあった。10分ほどで無事駐車場に上がった。不動橋からスカイラインを少し歩き、途中で賽の河原から高湯温泉への登山道に入って、車を置いてきた不動滝遊歩道の駐車場に戻った。福島市内が30度をこえる中、今日の沢の中は快適であった。(Y.K)
 
 
■遡行図


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