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Fukushimatoukoukai HomePage
No.3629
笹木沢 船形山・
山行種別 無雪期沢登り
ささきさわ 地形図 船形山、関山峠


■山行期間 2004年7月31日
■コースタイム

遡行開始(8:31)→笹木沢出合(8:49,9:04)→鎧滝(11:10,12:00)→二俣(13:10)→仙台カゴ前(14:15,14:40)→柳沢登山口(15:12)

■写真
10m2段の滝@ 鎧滝(20m)B
笹木沢で一番難しかった8m滝A 2段8mC

■行動記録
 前日、国道13号沿いの「でんろく」でMさんと落ち合い、19時30分頃出発する。今回の山行は柳沢登山口に車1台をデポしておくため、各自マイカーを運転する。
 31日、5時半起きで朝食を済ませ、定義林道へ向かう。ラッキーなことに定義林道沿いの駐車スペースに車が1台止まっていたため、迷うことなく隣りに駐車する。駐車スペースは2台分であった。入渓地までスニーカーで歩くことにして出発するが、20分程で支沢に降りたためシューズを履き替える。10分程で沢に降り立つ。
 入渓地から15分程で笹木沢出合となる。出合からすぐの小さなゴルジュは難なく通過する。この後も4〜10mの滝が連続し気持ちよく登れる。2段10m滝を過ぎるとナメが連続し、久しぶりに開けた沢を歩き気分爽快である。淵の所で小休止とする。この後の10m滝は右岸を捲く。8m滝で先行パーティーの姿が滝上に見える。朋友会のNさんであった。上から右岸を指差しルートを教えてくれる。
 8m滝を越えるといよいよ鎧滝である。鎧とはなかなか考えたものだと思いながら朋友会メンバー4人が登るのを待つ。右岸2段目でNさんが一人になったところでMさんがリードする。2段目までは難なく登れそうだが、そこから滝上に出るまでが危なそうである。登ってみると、上部はヌルヌルしていてアンザイレンした方が安心である。Mさんの高価なロープは水に浸かっても濡れない高級品であった。続く2段8m滝は釜で左から支沢が合流している。これを超えると5m前後の滝が2つあり主な滝場はこれで終わりとなる。滝登りの楽しさを満喫した後はブナ林となり最後まで登る人を飽きさせない沢である。源流部までは、あまり高度を上げることなく蛇行を繰り返し最後は藪こぎなしで仙台カゴ前の登山道に出る。

 ここでスニーカーに履き替える。ここは水場がありベンチもあって、のんびりと行動食を口にし、まったりとした時を過ごす。ここからは30分程で柳沢登山口に着く。駐車場には朋友会の方々がすでに到着している。「スイカどうぞ」と思いがけないオマケ付きで今回の山行を気持ちよく締めくくることができた。(S.H)

 
■遡行図


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