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Fukushimatoukoukai HomePage
No.3499
東鴉川 安達太良山・阿武隈川支流荒川流域
山行種別 無雪期沢登り
ひがしからすがわ 地形図 安達太良山


■山行期間 2003年8月23日
■コースタイム 東鴉川橋・旧115号線(8:25)→F2・25m滝(9:25,11:05)→F3・20m滝(11:08,11:28)→最後の滝(5m)F8(13:13)→登山道(13:30,13:55)→笹平(14:16)→箕輪山(14:40)→横向登山口(15:57)
■写真
旧国道115号線・東鴉川橋 新しい国道の橋 東鴉川最大の滝F2(25m)
F3(20m)は左岸直登 F4(3m) F5(5m)2段
沢は平坦となりナメが続く 3連続滝の一番奥の滝(3m) 左は明るい草地、ナメが続く
最後の滝(5m)を越えると二俣 沢を終了し踏跡を登山道へ 僧悟台へ続く登山道に出る
イワオトギリソウ ? リンドウが花をつけ始めた 下山口の横向登山口

■行動記録
 久々の天気に恵まれて安達太良山の東鴉川に入ることにした。下山口となる横向登山口に車をデポしてから、旧115号線の東鴉川橋に向かう。橋の脇にある駐車場に車を止め、身支度をして橋の脇から沢に降りる。
 最初は河原歩きが続く。新しい国道115号線に架かる橋を頭上に見、さらに先へ進む。ちょうど1時間で、この沢最大のF2(25m)の滝に到着する。このところの長雨で水かさが増えている。水量が少なければ右岸をシャワーで上り左の草付きに取り付くのだが、水が冷たくて、まともに登れない。しかたがないので右岸の嫌らしい草付きを登ることにした。岩の混在する急な草付きをMさんが絶妙なバランスで登っていく。最初の灌木にランニングビレーを取ってひと安心。その先も急な草付きが続く。四苦八苦しながら何とか滝の上部に出るまで、4人で1時間40分を費やしてしまった。
 沢に降り立つと、すぐにF3(20m)が出てくる。暖かければシャワーでどちら側でも直登できるが、今日はひと目で水量の少ない左岸側を選んだ。それでも胸元に冷たい水をかぶると、さすがに堪える。高度を稼ぐのはここまでで、この先、沢は勾配を緩くする。
 次にF4、右からスダレのように5mほどの高さから小沢が入る。続いて2段5mのF5、上部はナメ。F6は2m,2m,3mと連続する滝。F7は3m滝・上部はナメで右岸が開けた草原で、尾根筋がすぐのところに見える。ここからは沢は平坦となりナメと河原が交互に続く。
 1時間ほど進むと最後の滝・F8(5m)に出合う。滝を越えると箕輪山に突き上げる枝沢を右に分ける。水量は2:1で左の本流の方が多い。河原を進み次に正面に岩が鎮座して左沢を分ける。最初は中州になって上で合流するのかなと思ったが、登山道手前の沢の分岐だった。水量の多い右沢に入り、少し行くと右に草原があり、小沢を分ける。小沢の方は上に行って登山道と平行する。左の水量の多い方を進むが、沢に薮がかぶさり歩きづらくなってくる。這いつくばるようになり苦しくて沢から上がると踏跡があり登山道に出る。
 遅い昼食をとり笹平、箕輪山を経由して車をデポしてきた横向登山口に降りる。(I.I)

■遡行図


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