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Fukushimatoukoukai HomePage
No.3358
大幽沢東の沢 伊南川左岸・黒谷川流域
山行種別 無雪期沢登り
おおゆうさわひがしのさわ 地形図 城郭朝日山、会津朝日岳


■山行期間 2002年8月8日〜10日
■コースタイム 8月8日 福島(20:00)=入叶津P(23:00)
8月9日 入叶津P(6:00)=大幽沢出合P(7:40)→取水堰堤(8:00)→西の沢出合(8:25)→窪の沢出合(11:00)→ヨシノ沢右俣・左俣出合(15:00)泊
8月10日 ヨシノ沢右俣・左俣出合(6:00)→1400m付近二俣(7:45)→丸山岳(10:00)
■写真
大幽沢東の沢と西の沢の出合

ゴルジュの通過 東の沢上部の小滝
丸山岳山頂 丸山岳山頂の池塘


ようやく藪漕ぎから解放される

■行動記録
8月8日(晴れ)
 当初、岩手の大深沢を予定していたが、東北北部の長雨のため山域を変更。以前、会の重鎮が「原始の姿を今に止めた」丸山岳への思いを熱く話していたのが、頭に残っていたのか、大幽沢へ行くこととなった。
 いつものように入叶津Pでテントを張り就寝。

8月9日(晴れ/夕雷雨) 
 取水堰堤の管理用橋を渡り入渓。二週前の合宿の時には、ほとんど居なかったメジロの大歓迎(?)を受けながらのんびり行く。ブナ、ミズナラ、トチが水際まで生えており、たおやかで美しい。
 窪の沢手前のゴルジュで二人とすれ違った。山中二泊した後の下山とのこと。このゴルジュは右左にへつりながら進み、窪の沢出合へ到着。ここには良いテン場があるが、まだお昼前なのでヨシノ沢をさらに進む。1046m付近の二股を今夜の宿にした。
 夕方雷雨があったが、増水もなく。焚き火と酒と焼きマムシ2匹(こんなにおいしいものとは・・・)で体を温めてツエルトに入る。

8月10日(晴れ)
 今日も快晴の気配。朝から焚き火をし、そうめんとお茶を飲んで、のんびり出発。テン場から1450m付近の二股までは小滝が続き快適に越えていく。はじめに水流の多い二番目の二俣から源頭を目指すが、すぐに水が涸れてしまい、藪が出てきそうだったので、一番奥の二股の右をつめる。苦になるほどの藪こぎもなく湿原へ出る。さらに針葉樹の中の踏み後を追うと草原の立派な道へ。丸山岳の山頂のはいくつか池とうが点在し、とても穏やかな雰囲気のところだ。大休止しながら周辺の山並みを楽しみ、なごり惜しく出発した。
 帰りは、窪の沢を下降。(K.Y)

■遡行図


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