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No.3203
柴倉沢 只見川右岸
山行種別 無雪期・沢登り
  しばくらさわ 地形図 只見


■山行期間 2001年7月29日
■コースタイム 林道終点(7:20)→送電線の下(7:55)→尾根(9:50)
■行動記録

2001年の夏合宿2日目は只見川右岸の柴倉山を挟んで同じ柴倉沢の名前がついている西面を流れて直接只見川に流れ込む柴倉沢を遡行し、北面を流れて只見川支流大畑沢に流れ込む柴倉沢下降となる。
 尾根歩きパーティーと別れ林道終点から入渓するが、水流は細く、藪で覆われている。出だしから藪こぎである。標高が低いので暑い。さらにトップは蜘蛛の巣に悩まされる。定時のIさんとの交信で藪がひどかったら登山道に上がってもいいよとアドバイスされるが、登山道に這い上がるのも釈然としないので藪こぎを続ける。
 やがて傾斜がついて、谷が狭くなり両岸の土壁が切り立ってくると、藪が消えてしまった。
 この沢で唯一の滝である5mの涸れ滝を登った所で藪と蜘蛛の巣から開放されほっと一休み。最後は岩が剥き出しの斜面にでる。スラブとは違って、茶色のボロボロの砂岩と堅い岩が積み重なり砂岩部分が侵食されデコボコになった斜面で直登できそうでもあるが、砂岩の部分に手足を置いたときに不安があるので安全第一、左のブッシュを頼りに、山家トップでザイルを出してやり過ごす。少しの藪こぎで稜線にでる。稜線にでるとどんな沢でも最後は達成感が沸いてくるが、達成感は稜線からの見晴らしの良さに比例するようでもある。
 しばし稜線からの眺めを楽しんだ後、現在地の同定に入るが、どうも予定地点より少し、下部にずれたようで柴倉山の稜線目指して藪をこぐ。(M.M)

■遡行図


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