Fukushima toukoukai Home page
No.5186
仏沢 安達太良山・高森川支流
山行種別 無雪期沢登り
ほとけさわ 地形図

トップ沢登り>仏沢

山行期間 2015年10月3日(土)
コースタイム 箕輪ホテル駐車場より管理道(7:13)→仏沢左俣(7:16)→仏沢右俣(7:17)→12m階段状ゴーロ滝(7:31)→取水口(7:55)→8m斜滝(9:00)→7m2段ナメ滝・3m+4m(9:21)→8mトイ状ナメ滝・灌木帯突入(9:35)→1560m地点(10:46)左支沢分岐・左支沢遡行→登山道(11:17,11:34)→笹平分岐(11:35)→箕輪山(12:03)→ゲレンデ(12:47,13:12)→ホテル駐車場(13:55)
写真 写真は拡大してみることが出来ます
本日晴れているが風か少しある 管理道から仏沢の左俣到着 左俣を下降し右俣分岐に到着
12m階段状ゴーロ滝 箕輪スキー場の取水口 取水口すぐ上のお化け切株
5m斜滝 8m斜滝 6m斜滝
6m斜滝上部はまだまだスラブが続く スラブは高度があり転べない スラブ途中のチョックストーン
小さいが綺麗な銚子状滝 8mトイ状ナメ滝 ヤブ突入
ササより灌木がきつい ヤブ途中のナメ 写真中央が1560m地点
登山道へ到着 箕輪山の導標 駐車場着

行動記録
 季節は秋に突入し、気温も下がってきたようだ。沢シーズンもだんだん終盤。今回は以前から気になっていた仏沢をSaさんとFさんと3名で計画した。
 朝、駐車場で皆と準備を進めていると、同じような準備をしている方々がいるのに気づく。Saさんが声を掛けられ、ブログや沢登り教室で見知ってた首都圏の方と判明。首都圏からこのようなマイナーな沢に来るとは恐れ入る。準備が先に完了したので、声を掛け先に失礼する。前々日に雨が降ってしまい、その影響が心配であったが、以前の記録から考えると、水量は幾分多いくらいに見えた。管理道を少し進むとすぐに仏沢左俣に到着。ここで少し下流に下るとすぐに仏沢右俣が見える。二俣まで行かずにショートカットで右俣に出る。一応初めての沢であり、迷いやすい迷沢の脇の沢であることから、GPSで位置を確認した。問題ないことを確認し先を進む。少し進むと階段状12m滝にたどり着く。ここはすんなり直登する。30分程度進むと箕輪スキー場の取水口に到着。次の5m斜滝と8m斜滝も問題なく突破し、ナメの入口の6m斜滝に着く。上部に行くにしたがって水が冷たく感じる。ここから始まっている傾斜のあるナメ床は、コケで滑る箇所もあり、また高度感もそれなりで気が抜けない。自分はラバーソールで来たが、ここはフェルトの方が分が良いようだ。ナメ床途中にある3mチョックストーン滝は右岸から巻く。すぐ上部にある7m2段ナメ滝(3m4m)もコケで直登を断念し右岸から巻くが、Saさんは直登を試み、苦労しつつも完登する。4m2条銚子状滝は直登ができず右岸より巻く。次の8mトイ状ナメ滝を越えると灌木が張り出してきて、腰を曲げて進むようになる。
 だんだん灌木から笹ヤブに変わり少し楽になる。1560m地点で仏沢の本流から左の支沢へ入り尾根を目指す。ここから尾根までは距離はあまりないが、背の高い灌木と笹が行く手を阻む。お互い少し離れると居場所が分からなくなるほど藪が酷い。自分としては今回の一番の難関だと感じた。突然登山道に出る。ここまでの道程で体力が限界になり、装備替えと合わせて小休憩とする。
 本日はここから箕輪山の山頂を踏む予定。稜線は風が強いが、登山客が思ったより多く、箕輪山の人気の高さがうかがえる。笹平分岐から登りになり箕輪山に到着。足が思ったより疲労しているようなので、気を付けて下る。箕輪スキー場のゲレンデ上部でお昼とした。風が強く、リフト小屋に隠れての昼食となった。一息入れた後に最後の下りを一息に下り、駐車場に到着し完遂とした。(S.Su)

遡行図



Copyright(C) 2015 福島登高会 All Rights Reserved.