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No.4411
カンカネ沢
摺上川流域・中津川支流
山行種別 無雪期沢登り
かんかねさわ 地形図 稲子

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山行期間 2010年8月1日(日)
コースタイム テン場(7:10)→カンカネ沢出合(7:31)→7m滝(7:46)→490m付近二俣(8:30)右俣右沢遡行→620m付近二俣(9:26)→690m付近遡行終了→710mトラバース終了(10:24)下降→カンカネ沢右俣左沢(10:35)→490m付近二俣・カンカネ沢左俣出合(11:09)→中津川林道(12:05)
写真 写真は拡大してみることが出来ます
堰堤を利用して対岸へ渡る カンカネ沢の出合 7mの滝
490m付近の二俣 ウエディングシューズを応急処置する 3mのナメ滝
630m付近 下降地点 トイ状の滝

行動記録
 最初から言い訳だが直前の例会に出席することができずに2日目に入る沢のことを全く調べないままの合宿参加となっていた。出発前にIさんからお叱りとカンカネ沢の説明を受けてから出発する。ルート図は当初パーティーを組むはずだったKさんから譲ってもらった。
 7時10分、砂防ダム広場のテン場を徒歩で出発する。カンカネ沢出合には20分程で到着した。GPSと地図で現在地の確認をする。堰堤を利用して対岸のカンカネ沢に入渓した。戻ってきてから気がついたのだがキチンと緩やかに下りることのできるところがあった。
 7時31分入渓。さほど印象が残らない川原歩きから始まる。歩き始めて15分、この沢で一番の滝7m滝が現れた。以前の遡行図には12mと記されている滝だ。右岸の泥付きの斜面を登ると滝の上に簡単に行ける巻道があった。ここから上は2〜3mの滝が出てくる。直登できる滝もあれば多少巻かなければ通過できないような滝もあった。
 8時30分、顕著な二俣に到着。予定通りに右へ行く。ここから先も先程を同じように2〜3mの滝と短い滑が連続する。途中どの辺だったろう私のウェーディングシューズにトラブル発生。右のフェルトが剥がれ始めて来た。なんとか相棒のSさんから頂いた細引きを結んでいくらかはごまかしたが標高710mまでのトラバースまでの間にどこかで完全に剥がれてしまった。
 710mからは急な斜面を草木につかまりながら620mの沢まで下りた。この沢は短いナメとトイ状の2mの滝が多かった。490mの二俣には11時09分着。後は沢を戻るだけだが右足のフェルトがないので何度も滑りながら、何とか入渓点にもどった。
 家に戻って地図とGPSのトラックデータを確認したら、ルートを間違えていたのに気がついた。計画ではカンカネ沢の右俣を遡行し左俣を下降する予定だったが、右俣右沢を遡行し、右俣左沢を下降してしまっていた。問題点として、まず第1に最初の460m付近の二俣を見逃していた。第2に右俣を奥まで入りすぎた。第3に登る予定の沢を下りてきた。とにかく最後までミスに気づかず行動していた。結果的に無事に下山はできたものも、沢に入るには事前の予習は必要だと思う。当たり前かもしれないが打合せも大切だし、下山後の復習も大事だ。反省をするとともに今後の沢にまた課題ができた。(Y.K)

溯行図



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