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No.4108 |
大倉深沢
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吾妻山系・大倉川支流 |
山行種別 |
無雪期沢登り |
おおくらふかざわ |
地形図 |
吾妻山、土湯温泉 |
山行期間 |
2008年7月21日 |
コースタイム |
兎平駐車場(6:00)→姥ヶ原・東吾妻分岐(7:04)→谷地平避難小屋(8:20,8:45)→大倉深沢(9:10,9:13)→五色沼(12:45,13:05)→一切経山(13:35)→兎平駐車場(14:40) |
写真 |
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テガタチドリ |
シャクナゲが見頃 |
ゴゼンタチバナが群生する |
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ワタスゲの群落 |
チングルマは花を終えていた |
姥神石像から谷地平へ下りる |
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姥沢の脇に建つ谷地平避難小屋 |
谷地平湿原から県境稜線を望む |
大倉深沢の溯行開始は河原歩き |
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倒木が堆積している箇所もある |
ミヤマカラマツ |
シナノキンバイ |
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キバナノコメノツメ |
最初は6mの滝、上部を含めると10mぐらいだろうか |
次に4mの滝 |
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8mの斜瀑 |
最後は5mの滝 |
ゴルジュを抜けると源頭の様相 |
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沢は平坦になり一切経山が望める |
溯行終了は低木帯 |
ヤブ漕ぎもなく五色沼に抜ける |
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ツマトリソウ |
イワカガミ |
コウリンタンポポ |
行動記録 |
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このところ暑い日と夜勤で寝不足気味が続く。、仕事を終え、前夜のうちに兎平キャンプ場にテントを張って休むことにした。夜のうちに登山口に入るメリットは結構あって、一つは仕事が終わってから移動できること。もう一つは有料道路のスカイラインが夜間は無料で入れること。また、この時期暑さを逃れて就寝できることなど大助かりである。今回は無理を言って兎平野営場のキャンプサイトを空けておいてもらい夜遅くにテントを張った。それでも22時過ぎには休むことができた。なお、普段は夜間の受付はしてくれないので、あらかじめ連絡をしキャンプサイトを決めておいてもらい、受付簿の記入と使用料金は下山後に必ず行うこと。一人でもマナーを守らなければ融通は利かせてもらえなくなるので注意したい。
朝5時に起きて出発の準備をし、テントを撤収する。荷物を兎平駐車場の車に放り込み6時に歩き始める。スカイラインを浄土平に向かい、途中から木道を通って姥ヶ原の登りにかかる。スカイラインの道ばたにも綺麗な花が咲いている。
登山道に入っても花は次から次に出てくる。ワタスゲやゴゼンタチバナが群生し、チングルマは時期を過ぎていた。東吾妻山の登山口の分岐まで花の写真を撮りながら登ったので1時間ほどかかってしまった。
姥神さまの脇を通って谷地平への下りにかかる。途中で神奈川からいらっしゃった女性の単独行の方とお会いする。一人で大倉新道を通って天元台に抜けるとのこと。前日は不動橋から一切経を通り吾妻小屋に泊まったとのこと。感心しながらお話を伺った。
私たちはのんびりと谷地平の小屋を目指す。姥沢を横切り谷地平避難小屋に8時20分に着く。小屋には釣り人が宿泊していた。
小屋でしばし休んでから今日の目的地である大倉深沢を目指す。谷地平湿原は沢を横切り一段高いところにある。天気も良く見晴らしもきくので大変気持ちがよい。
大倉深沢と出合って、溯行を開始する。沢に20cmほどのイワナが複数捨てられている。大物をゲットしたから捨てたのだろうが、最初からリリースすれば良いのにと思いながら溯行を続ける。沢のほとんどは河原歩きの大倉深沢だが、暑い日に水の中を歩くのは気持ちがよい。ただ、釣り人が捨てたカップラーメンや弁当の空き容器、缶コーヒーの空き缶などのゴミが目につく。国立公園内での釣には漁業権の問題もあって簡単に解決はしないのだろうが、最低限のマナーは守ってほしいと思う。
河原歩きを始めて3時間(途中で休憩とお弁当のおかずのフキ取りで30分以上ロスしてしまった)、ようやく大倉深沢の核心部に入る。最初は6mの斜瀑滋養部のナメも含めると10mぐらいだろうか。簡単に登れる。次に4m、8mと続き、最後は5mの滝と連続する。いずれも直登でき、沢登りが初めての人でも充分楽しめる。
溯行していてもたくさんの花を見ることができる。沢の源頭はクロマメの木などの広々とした低木帯で、お昼寝をしたくなるほど気持ちが良い。それが五色沼まで続く。
五色沼からの眺めも非常に良い。五色沼の脇で遅い昼食をのんびりとってから、一切経山を経由して車を置いてきた兎平駐車場に戻った。(I.I)
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概念図 |
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