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No.4045
大曽根山(横田) 613.2三等三角点峰
山行種別 無雪期一般
おおそねやま 地形図 会津横田


■山行期間 2007年11月3日
■コースタイム 山中側・送電線管理道入口(11:01)→鉄塔(11:14)→鉄塔No37(11:40,11:52)→大曽根山(12:00,12:08)→鉄塔No37(12:12)→鉄塔(12:32)→山中側・送電線管理道入口(12:49)
■写真
途中から見た大曽根山 送電線管理道入口 林の中を登っていく
最初の鉄塔 主稜線の鉄塔No37 山頂の方向を示すペンキ
三角点の上に建つやぐら 大曽根山の三等三角点 只見線脇の熊野大権現の鳥居
■行動記録
 大曽根山のデータとしては、国土地理院の「点の記」に平成17年の調査で山中の集落から登っているのが記録されている。以前から送電線鉄塔からさほど離れていないことから管理道から登れるだろう踏んでいたのだが、今回、鷲ヶ倉山を訪れたついでに大曽根山も計画してみた。
 塩沢から横田に戻り、上横田の集落を抜けてJR只見線の踏切を渡る。踏切を渡ったところが熊野大権現の参道になっていて、湧水と鳥居がある。山の帰りに美味しい水を頂く。
 車を山中の集落に向けて進める。途中、上部に送電線が横切る場所がある。ここが今日の登山口、送電線管理道入口である。道路脇に車を駐めて身支度をする。入口に1mほどのポールが立っているので目印になる。最初は沢に向かって降りていく。沢に出たら、古い作業道を少し下り対岸に渡る。ここにもポールが立っている。管理道は送電線左側の尾根に取り付く。一段上がると林の中の登りになる。落葉し始め日差しがここちよい。最初の鉄塔まで来ると送電線の下が刈り払われているので眺めがよい。しばらく送電線の下を進むと、道は再び林の中の入り、小沢と合わさる。ここでも水が取れる。次に道は林の中をジグザグに登っていく。車を置いてきた管理道入口から40分で主稜線に建つ鉄塔No37に着く。管理道はこの先、山入川に向かって下降している。石塚側からも管理道はついているだろうから、どちら側からも登っても良いと思う。
 鉄塔で昼食をとってから大曽根山のピークに向かってヤブ漕ぎに入る。入口には赤テープがついていて、多少なりとも枝が払われルートが作られているので、あまり苦労はしない。尾根伝いに進むと山頂の方向を示すペンキがあり、その方向に刈払いされた空間が広がる。背の高い草類が邪魔しているが、三角点の所には木で組んだ櫓が建てられている。すぐに三角点の位置がわかる。回りは木々に囲まれ見晴らしは利かない。写真を撮ってから来たルートを鉄塔へ戻る。
 鉄塔No37から車を置いてきた山中側へ戻る。この時期、紅葉の真っ盛りで見晴らしの良い管理道は絶好のハイキングコースである。。この山に限らず、ピークを目指す場合には送電線の管理道は大変重宝する。電力会社へ感謝して帰路につく。(I.I)


■概念図



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