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Fukushimatoukoukai HomePage
No.4037
片曽根山 718.6m二等三角点峰
山行種別 無雪期一般
かたそねやま 地形図 船引


■山行期間 2007年10月14日
■コースタイム @小沢登山口・林道・福祉センター分岐(13:29)→馬頭尊(13:45)→片曽根山(13:58)→三十三観音・観音清水(14:07)→林道(14:17)→片曽根山森林公園中腹広場(14:20)
A片曽根山森林公園中腹広場(14:20)→三十三観音・観音清水(14:33)→片曽根山(14:40,14:50)→小沢登山口・林道・福祉センター分岐(15:01)
■写真
館屋敷にある登山口の案内板 小沢登山口、砂利道の林道 林道から登山道に入る
馬頭尊の石碑 天狗岩から見た船引の町並 山頂に建つパラボラ群
山頂は公園になっている 片曽根山の標識、三角点は見
あたらない
山頂の祠
三十三観音のひとつ 観音清水 片曽根山森林公園中腹広場
中腹広場前の清水 フェンスの中にある片曽根山の
二等三角点
船引総合福祉センターでお風
呂に入って汗を流す
■行動記録
 日影山と矢大臣山を登ってから下見で片曽根山を訪れてみた。山頂まで道路がついているので、ドライブで登ってくる人も多い。パラボラやテレビ中継放送局のアンテナがたくさん建っている山頂だが、自然がまだまだ残されている山なので、是非歩いて登ってみたい。
 以前訪れたときは雪の季節で登山道がハッキリ記憶に無かったので、下調べのつもりで登ってみた。国道349号線から館屋敷に入り片曽根山の案内板に誘われて舗装された林道を登っていく。どこに車を置いたら良いものか迷いながら登っていくと左に登山道案内板、右に福祉センター・小沢の標識の三叉路に着く。左に分かれる林道は未舗装なので、すぐにわかる。右側に2台ほど車を駐めることができる。お湯を沸かしラーメンを作って遅い昼食をとってから歩き始める。
 しばらくは林道を登っていく。車を乗り入れられなくもないが一部路面が荒れているところもあり、歩く距離が無くなってしまうので手前に置いた方が良さそうだ。右にスギの造林地があり、その中を登山道が真っ直ぐ付いている。標識もあるので迷うことはない。登山道を登って行くと馬頭尊の石碑が出てくる。次に尾根に乗りすぐに右下に天狗岩がある。天狗岩と言っても見晴らし台みたいな岩で、今まで林の中で何も見えなかったが、ここからは船引の町並が一望できる。ここにも下山路があり福祉センターからの道と合わさる。
 先を急ぐ、NTTドコモの無線中継所が出てくる。KDDI船引局もある。山頂全体がアンテナ群で埋め尽くされている。車を置いてきた分岐点から30分ほどで片曽根山の山頂に立つ。三角点は見あたらない。片曽根山に来たからには三十三観音をみなければと思い、標識を頼りに北西に向かって降りていく。すぐに岩に刻まれた三十三観音に着く。1番観音から27番観音、さらには30番観音と散策し観音清水を写真に収めて標識を確認すると「福祉センター」への標識があるので下って調べてみることにした。
 コースはトラバースしながら下って行く。天狗岩からの道を合わせ杉林の急坂を下っていくと林道に飛び出した。林道を横切り登山道は福祉センターへ向かっているが、林道を右に行ってみると150mほどで片曽根山森林公園中腹広場に出た。ここには駐車場と清水がある。
 まだ片曽根山の三角点を確認していなかったことに気づき、登り返しをすることにした。林道を福祉センターから片曽根山の登山道に戻り、急坂を登り返す。天狗岩の分岐を右に折れ三十三観音を経由して山頂手前の駐車場に出てから片曽根山の遊歩道を山頂まで登り返した。この間20分ほどかかった。山頂での三角点探しが始まった。いくらさがしても見つからない。点の記を見てくれば良かったと思ったが後の祭り、準備不足を反省しながら勘を頼りに探し回る。ナビを最大表示にして最高点を特定するとFTVテレビ中継放送所の敷地内であることがわかった。フェンスの中をのぞくと片曽根山の二等三角点が見つかった。タッチはできなかったが、フェンスから2mも離れていなかったので何とか写真に収めることができた。車を置いてきた小沢登山口に戻り、今日3つめの山行を終えた。
 汗臭いままで福島まで戻るのも嫌なので、登山口のひとつにもなっている船引総合福祉センターでお風呂に入り帰路についた。ちなみに入浴のみ200円だった。片曽根山は山頂まで道路がついているが、車を置ける「片曽根山森林公園中腹広場」を起点に三十三観音を回り、山頂から小沢登山口の林道に出て、舗装された林道を起点に戻ると周回コースがとれるので楽しめると思う。(I.I)


■概念図



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