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Fukushimatoukoukai HomePage
No.3968
白猪森 714.2m三等三角点峰
山行種別 無雪期一般
しらいのもり 地形図 川俣、岩代小浜


■山行期間 2007年4月21日
■コースタイム 道路分岐点・送電線巡視路標識 (8:45)→白猪森登山口(9:05)→白猪森山頂(9:19)→登山口(9:32)→道路分岐点(9:47)
■写真
東北電力送電線巡視路東和線
No.15標識が目印
コンクリート舗装の東北電力の管理
道を登り始めると右に白猪森の
案内板
白猪森山頂への標識が管理道
脇に立てられている
朽ち果てた桑畑の脇を登って
いく
福島県行造林地の標柱とヒノ
キ林
山頂は背の高いカラマツ林に
囲まれている
白猪森の三等三角点 猪の干支の絵馬の印刷物 麓から見た白猪森

■行動記録
 未踏査の多い阿武隈山系だが、二本松市東和町に「白猪森」なるあまり聞いた事のない山があった。インターネットで検索したら今年に登った記録が数件あった。さらに調べていくと、「山と渓谷」2007年1月号に全国隠れ名山として今年の干支である猪のまつわる山として紹介されていた。
 週末になると天候が悪くなりスキーをしに遠出できないでいたので、早速、阿武隈山系に行ってみようと言うことになり、いつもの相棒Iさんと白猪森、麓山、移ヶ岳の3座を登る計画をしてみた。
 比較的近い所なのでゆっくり福島を出発。国道114号を川俣町まで行って、国道349号を南下する。二本松市東和町針道を過ぎて井田久の集落を左折する。左折して約2Kmほど行くと左手に北戸沢小学校に到着するが、今は工事中なので迂回路を回って小学校に行く。小学校のT地路を左折すると白猪森が目前に広がる。人家の先に道路の分岐点となり、白猪森の案内板と東北電力の送電線巡視路No.15東和線の標識がある。これは東北電力の管理道で、車も入れるようになっている。この先が登山口になっているが車を乗り入れるのでは、あまりにも歩く距離が少なすぎるので、ここから歩くことにする。
 分岐点右手先の道路左脇に4〜5台の駐車スペースがある。管理道は最初、右手に田圃、すぐにスギ林の登りとなる。ジグザクで結構急勾配の登りである。道路を20分ほど歩き、左にカーブを切ると白猪森山頂の道標が現われる。ここが白猪森の登山口になっている。車も2〜3台なら駐めることが出来る。登山口からは山道となる。登り始めは、桑園が山林化した登りである。4月も下旬になるが、若葉の季節まではもう少しのようである。その先は福島県行造林地の標柱のあるヒノキ林の登りとなる。
 最近ヒノキの枝打ちをしたばかりで、地表にはヒノキの枝が散乱している。踏み跡ははっきりしているが、ヒノキ林を過ぎてカラマツ林になると踏み跡が不明瞭となるので、カラマツの葉が芽吹いた時は赤布が欲しいかもしれない。カラマツ林を抜けるとさらに大きなカラマツ林になり、台地状の頂となる。一番高い所に三角点があった。三角点脇には急ごしらえの供物台らしきものと猪の干支の絵馬の印刷物が雨に濡れないようにビニールの袋に入れられて、木に貼り付けられていた。頂上からの展望はきかない。早々に来た道を戻る。(S.O)


■概念図



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