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Fukushimatoukoukai HomePage
No.3967
三森山 656.2m三等三角点峰
山行種別 無雪期一般
みつもりやま 地形図 上浅見川


■山行期間 2007年4月15日
■コースタイム 三森山登山口(9:37)→大岩(9:49)→尾根・猫鳴山分岐(10:21)→三森山(10:29,10:43)→千軒平ダム分岐(11:00)→渓谷入口駐車場(11:40)
■写真
登山口にあるアカヤシオの説
明板
登山口の案内板とアカヤシオ橋 三森山神社の大鳥居
登りはじめは急坂、イワウチワ
が群生する
尾根全体がアカヤシオツツジで
覆われる
やせ尾根に鎮座する大岩
大岩の裾には小さな祠 アカヤシオがちょうど見頃 三森山の山頂を示す標識
三森山の三等三角点 山頂には小さな石の祠 月山大神の石柱
山頂から太平洋が一望できる 千軒平ダムの分岐点 大久川筒木原への古い案内標
登山道は沢沿いの道に変わる 治山ダムがいくつもある 山頂から1時間ほどで渓谷入
口駐車場へ着く

■行動記録
 広野の五社山を登り終えてから県道いわき浪江線を南下し大久川から三森林道を目指す。久の浜温泉を過ぎ三森林道に入る。最初は舗装路だがやがて未舗装になり、道は徐々に細くなる。渓谷入口駐車場を過ぎると、林道はいよいよ心細くなり普通の乗用車だと腹をすりそうだ。やがて三森山登山口に着く。今では大久川に橋が架かり簡単に対岸に渡れるようになった。車は2〜3台は駐められるが、今の季節、アカヤシオが見頃とあって駐めるスペースは残っていなかった。200mほど先にも路肩の広いところがあるので車を先に置いてくる。
 橋を渡り三森山の大鳥居を確認して、いよいよ三森山の登りにかかる。はじめから急坂だ。足元はイワウチワの群生、見上げるとアカヤシオツツジが尾根全体を覆っている。見事な景観だ。急坂は続き、登山道はやせた枝尾根を登っていく。太いアカマツが出てくるとすぐに小さな石の祠のある大岩に出る。右をすり抜け少し下るが、ままた急な上り坂になる。登山道が右にカーブすると、ようやく主稜線に出て急坂から解放される。ここは猫鳴山への縦走路の分岐になっている。右に向かえば猫鳴山へと続いている。
 三森山の山頂は左である。一旦コルまで下り登り返して三森山の山頂に立つ。分岐からは10分もかからない。山頂といっても樹木に覆われ狭くて小さい。それでも東側が刈り払われて太平洋が一望できる。小さな石の祠、月山大神の石柱、三等三角点と、山頂に必要なものは充分そろっている。
 帰りは登ってきた道を戻ることになるが、今日は相棒のOさんに車の回収を頼み、渓谷入口駐車場へ調査のため下りることにする。無線機を点検して互いに別れる。三森山の山頂から南に向かって下降を開始する。何度かアップダウンを繰り返しながら尾根を進むと千軒平ダムとの分岐点に着く。右が千軒平ダムへの道だ。進路を左にとり沢沿いに下りていく。小沢が出てくるので水には不自由しない。一旦トラバースして小尾根を越えると渓谷入口駐車場へと向かう沢沿いの道となる。やがて治山ダムが出てくると道は車の通れる作業道に変わる。ヤマブキやヤマザクラが花をつけて目を楽しませてくれる。沢沿いにある治山ダムを数えながら下りていくが、あまりにも多いので途中で数えるのをやめてしまった。やがて三森林道に飛び出す。出たところが渓谷入口駐車場になっている。相棒のOさんが待っていてくれた。三森山から三森山神社へ登路を戻ると30分ほどである。三森山(10:43)→大石(11:07)→三森山登山口(11:16)、普段は三森山登山口から往復になるが、車を渓谷入口駐車場に置いて、三森林道を登山口まで歩き、大鳥居から登ると一周コースがとれる。ちなみに渓谷入口駐車場から三森山登山口までは約2.7km45分ほどである。(I.I)


■概念図



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