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Fukushimatoukoukai HomePage
No.3910
三岩岳、窓明山 2065m三等三角点峰
山行種別 無雪期一般
みついわだけ、まどあけやま 地形図 内川・檜枝岐


■山行期間 2006年8月26日
■コースタイム スノーシェッド登山口(5:45)→黒檜沢出合(6:10)→支尾根上(6:50)→水場(7:20)→旧道分岐(7:40,7:50)→避難小屋・窓明分岐(9:20,9:30)→三岩岳山頂(10:05,10:15)→避難小屋・窓明分岐(10:40)→窓明山山頂(11:40,11:50)→家向山(13:05,13:15)→巽沢山(13:50)→保太橋登山口(14:43) →小豆温泉・P(14:55)
■写真
スノーシェッドの登山口 黒檜沢の徒渉部のコンクリート
の階段
水場
旧道分岐点 分岐点の案内図 三岩岳避難小屋手前の湿原
三岩岳避難小屋 三岩岳由来の岩峰のひとつ 三岩岳山頂
三岩岳山頂案内板 三岩岳山頂の三角点 坪入山、窓明山を望む
家向山と南郷村のスキー場 窓明山頂手前の湿原 窓明山頂の案内板
窓明山頂の三角点 ガスの中の三岩岳と稜線 保太橋脇の登山口

■行動記録
 今回は赤安山・黒岩山を計画したが、相棒のIさんの腰の状況が良くないとのことで、会津百名山のやり残し三岩岳・窓明山に急きょ変更して前日に出発した。途中で仮眠をして、小豆温泉の駐車場まで行き身支度を整え出発した。以前、小豆温泉の人にテントを張り仮眠して良いか聞いたところ駄目と言う回答だったので、勝手にテントを張ってひんしゅくを買わないように注意したい。
 三岩岳・窓明山に関するガイドブックは多数出ているので、今回はポイントを絞って記することにする。今回は黒檜沢をたどる新道コースを取った。最初スノーシェッドを登り、天井を行って鉄製のハシゴを登る。登りきってその先はいきなりブナの林である。トラバースするように緩やかに登って行けば黒檜沢出合である。現在はコンクリートで出来た階段になっていて、沢の流れの中に足場が作られている。増水時には徒渉困難の場合もある。旧道分岐点にも出水時は旧道に廻るように注意書されていた。
 ブナ林の中をジクザク登って行くと上の方に支尾根が見えてきた。道は尾根に向かって登って行く。尾根まで出れば道は尾根伝いの登山道になる。次に尾根からトラバースぎみになると沢が流れる水場となる。旧道分岐点までのあいだに6カ所ほど沢を渡るので、適当に水を補給すれば良い。無理をして最初から重いおもいをして水を運ぶ必要はない。
 やがて旧道との分岐点に出る。その後は尾根沿いのブナ林の急な登りが続いて行く。いつしかブナ林の登りからオオシラビソの林の中の登りとなり、急な登りから緩やかな登りへと変わってくる。オオシラビソの林の中に湿原が現われれば、避難小屋はすぐである。
 避難小屋の前にある水場は残念ながらこの時期は枯れあがっており、途中の水場から担ぎあげるか窓明山方面へ10分程度下った所まで行くしかない。小屋から山頂往復は1時間ちょとで出来る。三岩岳の山頂を往復した後、窓明山を目指す。結構きつい下りである。下りきってからも小アップダウンがあり何処が最低鞍部なのか良く分からないうちに緩い登りとなる。
 木道の未整備な湿原を抜けるとすぐに窓明山山頂である。今日はガスがかかり展望はいまいちである。山頂からは家向山の登りを除けば長い下り道で、早々に頂上を後にする。家向山の手前までは、登山路が笹で覆われており、こちらのコースはあまり人が入っていないようである。長い下りも巽沢山を少しすぎると緩やかだった登山道も終わり、国道まで急斜面を下りる。長い行程が終わりを告げる。日帰りの長丁場のため膝の疲労もピークに達したころ、ようやく保太橋脇の国道へ出る。小豆温泉の駐車場まで戻って長い行程が終わり無事山行を終了する。(S.O)


■概念図



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