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Fukushimatoukoukai HomePage
No.3884
鹿頭山 308.5m四等三角点峰
山行種別 無雪期一般
ろっとうさん 地形図 霊山


■山行期間 2006年8月4日
■コースタイム 滝ノ沢登山口(13:15)→分岐点(13:31)→尾根(13:46)→鹿頭山(14:03,14:15)→分岐点(14:25)→ 滝ノ沢登山口(14:35)
■写真
鹿頭山遠望 県道からの案内板 鹿頭山の案内板
民家脇の登山口 左右の分岐案内板 尾根に出た箇所の伐採跡
林間コースの案内板 山頂の標識 山頂よりの展望
下山路の案内板 キキョウ

■行動記録
 仕事で伊達市霊山町に行った時であるが、現在は市道となっている以前林道だった鍋遣(なべやり)線を入って行くと道路脇に鹿頭(ろっとう)山登山口の真新しい案内板を目にした。帰って資料はあるのかなと思い、いろいろ探してみたが何も見つからない。4等三角点峰ではあるが地形図にも山名は載っていない。そうなると気になってしかたがい。休暇を取ってのんびりしていた午後、一人で行ってみることにして家を出た。
 旧霊山町を抜けて県道浪江・国見線を北上して行き、泉原小学校が見えたらT字路を右折する。すぐに今日の目的の鹿頭山が正面に見えてくる。先を進めると地形図の滝ノ沢と記された2軒の民家脇が登山口となっている。周辺に駐車スペースがないので注意したい。
 登山道は以前作業道であったらしく荒れてはいるが、道幅は結構広い。沢沿いの道路で所々ぬかるみがあり、夏草が背丈ほど伸びている。しばらく行くと登山路が二俣に分岐する。右、ベテランコース、左、近道となっており、周回しようと右にコースをとる。見晴らしのきかないナラ林の中を進んで行くと、目の前が開けて尾根に飛び出す。反対側は伐採跡地となっていた。相当な広さで伐採され伐採木搬出のための作業路があちこちに延びバックホウもある。
 左に折れて尾根沿いの登山路となるが、途中までははっきりしていた道も訪れる人が少ないせいなのか、かなり藪化している。山頂へ林間コースの案内板もあるが、慣れない人は見失いそうな登山路である。これが「ベテランコース」と名付けられた理由かなと思ってしまう。林の中の展望の無い小アップダウンを繰り返して行くと目の前が開ける。鹿頭山の山頂である。西側方面が伐採されており、吾妻・安達太良方面眼下の集落と展望は良い。山頂を示す標柱はあるが、三角点を発見することができなかった。しばらく休んでから近道と記された道を下山すると、あっという間に登山口まで降りてしまった。(S.O)


■概念図



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