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No.3871 |
野手上山 | 628.6m三等三角点峰 | ||||
山行種別 | 無雪期一般 | ||||
のてがみやま | 地形図 | 小宮 |
■山行期間 | 2006年6月17日 |
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■コースタイム | 登山口(14:15)→金華山(14:39)→野手上山(14:56,15:13)→「サワグルミの森」への分岐点(15:23)→風兼ダムサイト(15:16)→登山口(16:06) |
■写真 |
野手上山遊歩道の看板 | 野手上神社の大鳥居 | 案内板と水場 |
急斜面には階段がつけられた | 金華山のピークには石碑が建 つ |
参道脇の石の祠 |
山頂の祠 | 遊歩道の整備と共に展望台が 作られた |
野手上山の三等三角点 |
展望台からの眺め | 「サワグルミの森」の分岐 | ケヤキの森 |
風兼ダム | 道の脇にはニッコウキスゲが 花をつける |
麓から野手上山を望む |
■行動記録 |
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白馬石山と大ノ姿山の2座を登ってから、飯舘村にある野手上山に登ることにした。地形図を頼りに風兼ダムをめざすが阿武隈山系の道路はどうも苦手である。回りが同じような景色に見えてしまう。相棒のIさんは、以前に何回か来来ているので道路は分かるものの、野手上山がふくしま100名山に選ばれてから様子もかなり様変わりしているとのことだった。時間的にはゆっくり登っても2時間程度なので、軽いハイキングにはお手頃の山と言える。 登山口には4〜5台の駐車スペースがある。立派な鳥居、案内板、水飲み場など整備されている。登山道も整備がなされ、以前は登山口付近は藪に覆われていたが、今では標識も良く整備され、登山道の幅も広くなった。登っていくと勾配が急になってくる。落石注意の看板が出てくるあたりから登山道は石でゴロゴロした感じになる。さらに勾配が急になると階段になっていて歩幅が合わず歩きづらい。 勾配が緩くなると金華山の小ピークに着く。何故か以前あった金華山と祀られた石碑は壊されて、黄金山と刻された大きな石碑に建て替えられていた。古い石碑はその脇で横倒しにされていた。 小ピークよりコルまで一旦下り、再度階段で整備された急勾配の登山道を登っていく。登りきると尾根は平坦になり山頂へ向かう。頂上手前には石の祠があり、Iさんが昔下山路に使った西側からの登山路と合流するが、今ではほとんど使われて無いらしく藪化している。頂上には三等三角点、小さいながら神社、展望台がある。 展望台からは東側が開け太平洋が見渡せる。登って来た反対側にも登山道が整備されている。帰路はそちらを下山する。道は比較的新しく、広葉樹林の中を規則正しくジクザクと下って行く。下り切るとコルのT字路分岐となる。標識は左がサワグルミの森、右がケヤキの森を案内している。私たちは車を置いてきた大鳥居へ戻るので、右に折れてケヤキの森へと歩を進める。しばらくはトラバース気味に下りていく。案内板にあった通り、ケヤキの木がたくさんある。すべてケヤキの林となっている所もあり、素晴らしい森だ。昨年行った五台山よりもケヤキの木は多いかも知れない。お金の無い国有林でよく残されたものだと感心する。そうしているうちに風兼ダムサイトに飛び出す。飛び出した林道沿いには、ニッコウキスゲがポツリポツリと咲いており、これまた珍しいものを見た思いである。ダムサイトをのんびり歩いて大鳥居のある野手上山の登山口まで戻り帰路についた。(S.O) |
■概念図 |
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