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Fukushimatoukoukai HomePage
No.3585
角田山 445.5m二等三角点峰
山行種別 無雪期一般
かくだやま 地形図 角田山


■山行期間 2004年4月11日
■コースタイム 登山口(6:45)→灯台(7:00)→五ケ峠分岐(8:40,8:45)→角田山・山頂広場(9:00,9:35)→桜尾根分岐(9:40)→登山口駐車場(11:15)→角田浜駐車場(11:25)
■写真
登りはじめは波打ち際 灯台を振り返る 展望は最高
山頂は公園広場 スミレの仲間 白い雪割草
アヅマイチゲ ユキツバキ エンレイソウ
カタクリ 薄紫の雪割草 スミレの仲間

■行動記録
 雪割草とカタクリの花が素晴らしい山とのことで、はるばる越後の角田山に登る。夕食をすませ、9時自宅を出発、猪苗代から、新潟中央まで高速を走る。新潟西で降りればよかったが、後の祭り。わかりにくい一般道を走り、角田浜の駐車場を目指す。深夜の1時、ようやく到着、車中泊。
 朝食を済ませ、6時半、出発する。波打ち際から急な階段を登って灯台に到着する。天気はいいが、霞んで佐渡は見えない。細い尾根は見晴らし抜群で、左右に越後七浦の海岸線が見渡せる。登るにしたがい、花の数が多くなる。イカリソウ、イチリンソウ、ユキツバキ、ヤマザクラ等々。今日の目的の雪割草(ミスミソウ、オオミスミソウ)も現れる。ヤマザクラと姥桜を並べて写真を撮ったが、姥桜だけが目立ってしまった。カタクリもだんだん増えて、登山道の両側に敷き詰めたように咲いている。休憩する間も惜しんで花をながめる。五ケ峠の分岐を過ぎ、三望小屋を過ぎるとまもなく山頂だ。
 9時、山頂に到着する。標準的なコースタイムで2時間、我々は写真を撮りながら、2時間半をかけてゆっくりと登った。急いで登れば、1時間半くらいで登れるだろう。山頂は公園の広場になっていて、それぞれに休憩を楽しんでいた。我々が休んでいる間も、続々とハイカーが到着する。山頂広場のはずれに展望台があるとのことなので行ってみるが、霞んで飯豊などの山々は見えなかった。途中、気持ちのいいハイテクトイレがあった。
 帰りは、桜尾根を下る。このコースは地図やガイドブックにはのっていない。詳しい理由は分からないが、自然保護のためらしい。現実的には花が多く、登りも楽なので、入山者の数は多いようだ。そんなわけで、今回このコースの説明はしない。山頂からわずかの分岐から桜尾根に入る。登山道(正確には踏み跡?)には所々、ロープが張ってあり、ここまでするのならば正規の登山道として整備したほうがいいかと思う。カタクリ、ミスミソウ(オオミスミソウ?)、エンレイソウなどまんべんなく咲いているが、ミスミソウは頂上近くより、標高の低いところの方が多いようだ。薄紫と白花が一緒に咲いているのは本当に素晴らしい。灯台が見えてくると、まもなく国道に出る。ゆっくり歩いてほぼ1時間だった。(K.K)


■概念図



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