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Fukushimatoukoukai HomePage
No.3584
高旗山 968.1m一等三角点峰
山行種別 無雪期一般
たかはたやま 地形図 岩代中野


■山行期間 2004年4月11日
■コースタイム 林道日山源田線・高旗山参道入口(9:15)→水場(9:36)→分岐点(9:41)→高旗山(10:04,10:17)→分岐点(10:30)→高旗山参道入口(10:48)
■写真
県道の源田温泉の案内板 源田温泉にある高旗山案内板 高旗山参道入口
緩やかに登っていく カタクリ キクザキイチゲ
水場 分岐点 参道にはまだ雪が残っている
宇奈巳呂和気神社の鳥居 山頂の一等三角点 県内でただひとつの天測点
山頂の祠 ブナ林の中の登山道を引き返す 麓から高旗山を望む

■行動記録
 郡山市の西方に位置し、湖南との尾根境にある。山名の由来は、八幡太郎義家がこの山に軍旗を高く掲げ兵を集め、戦勝を祈願したところから、高旗山と呼ばれたとされている。また、山頂には「天測点」の標柱が立っている。天測点とは天文測量を行う測量標のことで、昭和26年から昭和33年の5年間の間に、全国で48箇所に設置されたもので、福島県では唯一の天測点が、ここ高旗山の山頂に設置されている。
 今回は林道日山源田線から参道を登り高旗山に登ってみた。車で県道郡山湖南線・山田原から源田温泉の案内板に導かれて林道日山源田線に入り、源田温泉を右にやり過ごして、林道をさらに進む。しばらく高度を上げていくと林道の左に案内板が出てくる。車は参道入口の手前に5〜6台とめることができる。
 案内板に導かれて登り始める。参道はどこまでも緩やかに登っていく。周りはアカマツ、ナラ、コナラ、ウリハダカエデなど、道端にはカタクリ、キクザキイチゲが咲いている。20分ほど歩くと水場に着く。さらに5分ほどで左から道を合わせる。この先、参道は山頂まで尾根伝いに真っ直ぐ付いている。道にはまだ雪が残っていた。左にブナ、右にヒノキを見ながら進むみ、やがてブナ林に変わる。山頂まで100mの標識のところまでくると、前方に鳥居が見えてくる。宇奈巳呂和気神社である。鳥居をくぐると高旗山山頂に着く。山頂には一等三角点と国土地理院の前身である地理調査所が設置した「天測点」とがある。私は天測点の標柱を初めて見た。山頂からの眺めは良いはずなのだが、眼下に見えるはずの猪苗代湖も霞んで見えない。見えたのは笠ヶ森と八幡岳ぐらいだった。湖南側の林道日山源田線は、まだ雪に覆われていた。最初は北の尾根道を下る予定だったが、雪に覆われていたので登ってきた参道を戻ることにした。(I.I)


■概念図



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