国道400号線をJR只見線会津西方から奥に進み西方の集落に着く。岩倉山の登山口となる西隆寺は西方のメインストリートから西に入る。入口には西隆寺の乙女三十三観音の案内板があるので、すぐにわかる。細い道に車を乗り入れると、じきに西隆寺に着く。車はお願いして駐車場にとめてもらう。お寺にこれから登らせてくださいと挨拶をすると「お帰りにお茶でもどうぞ」との親切なご挨拶をいただく。
ここ西隆寺の境内には乙女三十三観音が祀られ訪れる人も多い。田舎のお寺としては良く手入れされ立派な山門と六地蔵がハイカーを迎えてくれる。境内に入り本堂の左側を通りお墓の間を抜けて表参道の山道に入る。いきなり急登だ。しばらく登っていくと最初の休憩ポイント「かさ松休憩所」に着く。ベンチもあり小さな石碑がある。
しばらく登っていくと岩場を通る。左側が切れているので足元に注意したい。次に金比羅山の石碑に着く。第2の休憩ポイントだ。急な尾根をジグザグに登っていくとたくさんの石仏が祀られた岩倉山・鬼子母神に着く。お堂のあるこのピークからの見晴らしは最高に良い。眼下に只見川、柳津町、三島町の山々が目の前に望め、山頂には水場とトイレがあり、ベンチに座ってゆっくりと休むことができる。
先へと足を進める。一旦コルに下り登り返す。こちらが裏参道で「大林ふるさとの山」へ続く林道に出る。裏参道入口まで登って行き、道を確かめてから、登ってきた道を忠実に引き返し西隆寺に戻った。下りは急坂が続くので足元に注意すること。(I.I)
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