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Fukushimatoukoukai HomePage
No.3390
前山 835.3m三等三角点峰
山行種別 無雪期一般
まえやま 地形図 沼沢湖


■山行期間 2002年9月22日
■コースタイム 太郎布(8:13)→前山分岐(8:29,8:40)→前山(9:38,9:48)→湖畔・水路(10:43,10:55)→沼沢・清水荘(11:11)
■写真
野鳥の森には餌台も 栗も食べごろ 前山の三等三角点
ナナカマド ドングリ キツリフネ
湖畔沿いの道 清水荘 清水荘から前山を振り返る

■行動記録
 惣山を登った後に沼沢湖の荒浜の売店で酒と氷を買い込んで、ついでに情報も仕入れる。前山は案内板では通行不可になっているが好きな人は登っていますよとのこと、明日は「前山」に登ることとし広域基幹林道沼沢玉梨線の空き地で路上生活をする。どうも人のいるキャンプ場は肌に合わない。
 普段の生活の通り、顔を洗い食事をし、歯を磨いて出発の準備をする。車を下山口となる沼沢の清水荘の近くにデポし、登山口の太郎布に向かう。野鳥の森入口の標識に導かれて未舗装林道を入る。すぐ道は鎖でふさがれ車は入れないようになっている。右に4〜5台の駐車スペースがある。樹林帯の中を緩やかに登っていくと太郎布野鳥の森の案内板の広場の手前で前山の分岐に出合う。特に標識は無いので見逃さないように。右に折れ前山に向かって登っていく。足元にはふっくらとした大きな栗が落ちている。思考回路が「栗ご飯」に直結し、歩き始めて間もないのに休憩タイムになってしまった。
 登山道が角度を増してくるとジグザグに登るようになる。廻りはナラ、ミズナラ、ブナの混在する雑木林だ。だんだん藪がうるさくなってくる。9時38分、三等三角点の前山に到着する。目印は木に付けられた赤布、足元に下草に覆われた三角点がある。注意しないと見逃してしまう。廻りは木々に覆われ何も見えない。少し休んで下山にかかる。
 尾根伝いに進むと岩場があり見晴らしが利く。対岸の惣山も良く見える。刈り払いされていないので藪が気になる。左の沼沢湖側が一部切れ落ちている。藪に気を取られ足を踏み外すことのないように慎重に通過すること。尾根の端から鬱蒼とした樹林帯の中をジグザグに下るようになる。沼沢湖に注ぐ小沢が出てくる。地形図では沢の右岸を下るようになっているが、踏跡は左岸に付いている。スギの造林地に出ると踏跡は不明瞭になる。最後は湖畔を目の前に、下草で踏跡は無くなってしまう。適当に沢沿いに進むと、小沢がコンクリートの水路に変わるところからハッキリした道になる。湖畔に沿ってスギの造林地を沼沢の清水荘まで歩く。(I.I)

■概念図


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