明神岳を登ってから次の目的、愛宕山に登るため国道401号線を昭和村大芦に向かう。代官清水で水を補給し畑沢川を渡って愛宕山の登山口、大芦へ着く。愛宕山は標高745mと小さな山田が麓からは集落を守るように三角錐にそびえ立ち、御前ヶ岳からの北西に延びる尾根の先端に位置する。大芦宮下バス停と大山祇神社が目印。
大山祇神社の石段脇には「大芦愛宕山登山道入口」の標識もある。身支度をして石段を登っていくと、立派な大山祇神社の広場と社殿が現れる。社殿の右側から登山道に入る。右はカラマツとアカマツの混交林、左はコナラなどの雑木林だ。道は急坂となり、尾根を真っ直ぐ登っていく。登山道の途中にはギンリュウソウがあった。傾斜が緩くなってくると山頂も近い。ゆっくり登って20分ほどで山頂の愛宕神社の社に着く。
山頂には四等三角点があり、北側だけが見晴らしが利く。大仏山、館の腰山、赤坂山、見沢山、石取山などの山々が見渡せる。登山道は、さらに奥に延びている。社の前を通り尾根を少し行くとコルに出、左右に道を付け、北側(左)の道を降りていくと国道401号線に戻れるとのことであるが確認はしていない。
私たちは、登ってきた道を戻ることにする。急坂なのでゆっくり下ろう。10分ちょっとで登山口に戻ることができる。(I.I)
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