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山行データ No.3211
大博多山
1314.8m 一等三角点峰
山行種別 無雪期一般
だいはたやま 地形図 会津山口、城郭朝日山


■山行期間 2001年8月25日
■コースタイム 車デポ地点(7:40)→林道青柳線終点(7:50)→尾根取付点(7:55)→アカマツ(8:15,8:25)→尾根(8:45)→大博多山(9:54,10:12)→尾根下降点(10:50,10:58)→林道終点(11:28)→車デポ地点(11:42)
■写真
治山ダム、まもなく林道終点 取付点のサワグルミの木 取付点の営林署の注意書
アカマツの巨木 尾根筋にはブナハリタケ? 大博多山の一等三角点
山頂から古町を望む 山口から見た大博多山 林道脇に咲くツリフネソウ


■行動記録
 南郷村と伊南村との境に位置する大博多山には、一等三角点がある。その山容は国道401号線、南郷村山口から良く見える。大博多山に登るには、国道から伊南川の対岸に渡り、青柳から久川に沿って林道青柳線に入る。しばらく行くと林道横向線が左に分かれ、久川も横向沢と縦向沢に分かれるので真っ直ぐ縦向沢に沿って進む。右に治山ダムを見ると林道は急坂となるが、この先の未舗装部分が荒れていて車は入れない。スペースを見つけて止めていくと良いだろう。
 歩き始めて10分ほどで治山ダムが現れる。すぐに林道終点の広場に着く。ここから踏跡を見つけて縦向沢の左岸を少し行くと、営林署の注意書きと青柳普通共用林野の標柱、それに2本のサワグルミが出てくる。ここが大博多山への登山口になる。右に踏跡が付いているので取り付く。急斜面の樹林の中を登っていく。胸径1mはある相当年数の経ったケヤキもある。急登が一段落すると2本の太いアカマツのところに着く。こちらも胸径1.5mはあるだろうか。感心しながら見とれてしまう。一息入れて出発。廻りはヒメコマツやナラの木、Oくんとどんぐりの話などをしながら稜線を目指す。尾根に出たのが8時45分、休憩しても1時間かからないで登ってこれる。
 尾根にのっても道は急で山頂まで1時間ほどかかる。山頂手前のピークまでは国調のためか刈り払いされていたが、最後の15分ほどはヤブがかぶさっていた。しかし歩くにさしたる支障はない。山頂に着いて一等三角点にタッチ。廻りを見渡すが雲が多く、唐倉山は目の前に見えるので分かったが、あとはどれがどの山か良く分からなかった。雲の合間から麓の古町が良く見えたのが印象的だった。ちなみに天気さえ良ければ北に御神楽、笠倉山。東から南にかけて二岐山から那須、日光の山々、大嵐山、田代山、手前には博士山、等々見えるとのこと。いずれその機会に恵まれてみたい。
 20分ほど休んで下山にかかる。きた道を戻るのだが、登りの時はそう感じなかったが尾根にしては急坂だ。ゆっくりゆっくり下りて、林道終点から振り返ると2本のアカマツが良く見える。花の写真を撮りながら車に戻る。(I.I) 


■概念図


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