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山行データ No.3201
柴倉山
871.1m 三等三角点峰
山行種別 無雪期一般
しばくらやま


■山行期間 2001年7月29日
■コースタイム 林道柴倉線終点・登山口(7:20)→No17鉄塔(7:55,8:12)→尾根分岐(8:38)→鉄塔(8:42)→柴倉山(9:15,9:36)→尾根分岐(10:02)→林道柴倉線終点・登山口(10:57)


■写真
林道柴倉線終点 林道終点の標識 送電線巡視路を登る 振り返ると只見の町が
送電線No17鉄塔 巡視路には鉄バシゴも 柴倉山の三等三角点 只見町沼田から柴倉山


■行動記録
 今日は柴倉沢を遡行するメンバーと一緒に林道柴倉線の終点まで行く。Yくんをリーダーに沢のメンバーは只見川右岸の柴倉沢遡行し、尾根を越えて大畑沢支沢の柴倉沢を下降する予定である。私たちは送電線巡視路を利用して柴倉山を目指す。
 只見町新町から只見川に架かる橋を渡り対岸の林道柴倉線を奥まで入る。林道終点は送電線巡視路の入口にもなっていて、すぐ脇が柴倉沢、水を補給し、沢のメンバーを見送って登り始める。杉の造林地を過ぎ、No16鉄塔への巡視路を右に分ける。巡視路は沢に沿って登って行くので尾根に取り付く前に水を補給しておくと良い。巡視路は尾根に取り付くと一気に高度を上げる。大岩の右をすり抜けるとNo17鉄塔に出る。振り返ると只見の町が眼下に見える。樹林帯から抜け出て、いっぺんに広がる素晴らしい景色に感激する。
 しばし休憩してから尾根に向かう。一旦緩やかになった尾根だが、再び角度を増してくる。鉄バシゴを登りさらに急坂を登って行く。途中の急斜面にはロープが設置されている。8時38分尾根に飛び出す。登山口から休憩も含めて1時間20分かかった。右の道は尾根づたいにNo18鉄塔に向かっている。沢のメンバーもNo18鉄塔へ向かう巡視路を確認して、大畑沢側の柴倉沢の下降に移っている。
 私たちは柴倉山を目指して左に折れる。すこし下り気味に進むと尾根越えの鉄塔に出る。巡視路はここまでで、この先柴倉山まではヤブを漕いでの登山となる。それでも結構訪れる人はいるのだろう踏跡があり所々に赤テープが付いている。登りは高いところを目指せば良いが下降の際は踏跡を逃さないように注意したい。鉄塔から30分ほどだろうか、灌木を掴み引き寄せながら登っていくと三等三角点を持つ柴倉山に着く。廻りは木々に覆われ見晴らしは利かない。
 軽くお腹に詰めてから下降にかかる。急坂を注意しながら降り、20分ほどで鉄塔に戻り、登ってきた道を忠実に引き返す。下りは結構な急斜面が続くので足下に注意しながら降りていく。(I.I)  


■概念図


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