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No.5435
石森山 224.4m二等三角点峰
山行種別 無雪期一般
いしもりやま 地形図

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山行期間 2016年11月6日(日)
コースタイム 林道絹谷石森線・野鳥観察舎入口(9:48)→せせらぎの道入口(9:52)→小富士岩の道→夫婦岩(10:23)→林道石森線・記念碑(10:42)→石森山(10:57,11:01)→絹谷富士(11:29,11:33)→矢捨岩(11:53,11:55)→紅葉の道入口(12:01)→野鳥観察舎(12:15)→林道絹谷石森線・野鳥観察舎入口(12:22)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
林道絹谷石森線・野鳥観察舎入口にある駐車場にはトイレと案内板がある 遊歩道が書かれてある石森山生活環境保全林案内図 林道絹谷石森線からせせらぎの道へと入る
すぐに小富士岩の道がある 遊歩道を登って行く 案内板にあるトラ岩
152m標高点にある休憩所 遊歩道は小富士岩の脇を通る 夫婦岩(大)上部から覗き込むと洞門のように見える(洞門岩)
アザミがまだ花を付けていた 林道石森線の記念石 南に進むとトイレのある駐車場
その駐車場の端が石森山の入口である 山頂の石森権現 山頂にある二等三角点
中央広場にある石森山海底火山岩塊の説明坂 絹谷富士へは中央広場から入る 急坂を登り山頂へ
360度の展望が得られる えぼし岩 矢捨岩の東にある休憩所
矢捨岩からの展望 紅葉の道へと入る 雰囲気の良い遊歩道
葉も色づき始まった 滝岩の道分岐 もみじはまだ紅葉していない
ツルリンドウ 野鳥観察舎 出発点の林道絹谷石森線に戻る

行動記録
 石森山はいわき市平の北に位置する。このエリアは石森山生活環境保全林として指定され遊歩道が整備され、気軽に自然を楽しむことが出来る。石森山や絹谷富士の山頂へは稜線を通っている林道石森線から簡単に登ることも出来るが、せっかく遊歩道が整備されているのでそれらを利用して散策してみることにした。
 出発点を何処にしようかと悩んで、林道絹谷石森線の野鳥観察舎入口にあるバイオトイレのある駐車場から小富士岩の道を登り、紅葉の道を下って駐車場に戻ることにした。バイオトイレのある駐車場には石森山インフォメーションの掲示板があり、花や野鳥の紹介、バードウォッチングを行う際の注意事項などが載っている。身支度をして出発だ。
 林道を進むと5分とかからないで、せせらぎの道を左に分けるので遊歩道に入る。遊歩道はすぐに分岐になる。標識に導かれて左の小富士岩の道に入ると遊歩道はジグザグに高度を上げる。途中にトラ岩だろうか道の脇に岩がある。それを過ぎると152m標高点にある休憩所に着く。次に小富士岩(絹谷小富士)へと向かう。一旦下り登って行くと左の林に岩肌が見える。これが小富士岩だ。脇を通り過ぎ尾根に出てから小富士岩に登ってみる。展望は良く、後に登る絹谷富士も見える。
 さらに進むと大きな岩が2つ並んでいる。これが夫婦岩と思うが案内図からすると洞門岩のようでもある。道は二俣になるので右に少し登って上から覗いてみると洞門のようにも見える。それぞれの岩に案内表示があるわけでもなく特定は出来ないが、いわき市のホームページでは夫婦岩・洞門岩と記されている。夫婦岩の脇の階段を登り、いこいの道に上がってから林道石森線の記念石のところに出た。ここにもあずまやがあり休憩ポイントになっている。ここから石森山へ向かうには林道をフラワーセンター方面へ少し歩き、トイレのある駐車場のところから入る。今の季節は駐車場がロープで閉鎖され入れないようになっているので脇から駐車場へ入る。駐車場は3つあるがフラワーセンターからの道が合わさった向かいにある2つめの駐車場である。山頂への道は駐車場の南西の端にある。
 登山道に入り5分ほど登って行くと石森山の山頂に着く。山頂には石森権現の祠と二等三角点があり、南側の展望が良い。しばし展望を楽しんだら絹谷富士へ向かうことにしよう。道路まで戻り林道高森線を北へと向かう。10分ほど歩くとあずまやのある中央広場に着く。ここが絹谷富士へ登る遊歩道の入口だ。山腹を巻くように登り林道への道を右に分け左の道を登って行くと絹谷富士の山頂だ。山頂からの眺めは大変良く。360度の展望が得られる。このエリアでは最高の展望台だ。道路からこの絹谷富士の展望を楽しみに登ってくる人も多いようだ。
 下りはロープも張ってある急坂なので注意して下ろう。変型四叉路に戻ったら矢捨岩へと向かう。途中右に下山路を分けるが登り返したところに休憩所があり、その先にえぼし岩がある。矢捨岩はさらに奥である。入口を逃し休憩所の広場を過ぎて進んでしまった。戻って道を捜すと踏跡が見つかった。笹を漕いで進むと矢捨岩の端に出る。ここからの展望も良いが、整備された道は無く、足場も悪いので注意したい。ここから紅葉の道へ向かうには、先ほどのえほし岩とのコルまで戻って林道高森線へと下る。
 乙女の道をやり過ごして道路を南に少し進むと紅葉の道の入口である。道は一旦登ってピークを越し、それから下りとなる。感じのよう遊歩道が続く。紅葉も少しだが楽しむことが出来る。滝岩への道を右に分け、次に左にほとけ岩のあるカラ松の道を分けると道は沢に沿って進み、道道幅も広くなりかえでなどの樹林帯の中をノンビリと下って行く。やがて野鳥観察舎に着く。ここまで来ると車を置いてきた林道絹谷石森線のバイオトイレのある駐車場はすぐである。ゆっくり散策しても2時間半ほど。四季を通していろんなコースを歩いてみるのも楽しそうである。(I.I)

空間放射線量
観測地点/特徴
時間
空間線量率(単位:μSv/h)
測定位置高さ100cm
緯度/経度
最大値 最小値 平均値
Data1 野鳥観察舎入口/アスファルト、広葉樹林
時間 9時45分
0.147 0.144 0.145 北緯 37゜06' 02.49"
東経 140゜54' 36.61"
Data2 せせらぎの道入口/混交林
時間 9時53分
0.175 0.165 0.170 北緯 37゜05' 57.59"
東経 140゜54' 28.97"
Data3 夫婦岩基部/スギ含む混交林
時間 10時27分
0.189 0.181 0.184 北緯 37゜05' 45.12"
東経 140゜54' 19.20"
Data4 石森山山頂/広葉樹林
時間 10時58分
0.124 0.118 0.122 北緯 37゜05' 38.13"
東経 140゜54' 01.59"
Data5 中央広場・太陽の道入口/混交林
時間 11時16分
0.216 0.207 0.212 北緯 37゜05' 56.22"
東経 140゜54' 03.63"
Data6 絹谷富士山頂/混交林
時間 11時31分
0.111 0.104 0.108 北緯 37゜05' 59.81"
東経 140゜54' 07.65"
Data7 えぼし岩/広葉樹林
時間 11時40分
0.234 0.229 0.232 北緯 37゜06' 04.60"
東経 140゜54' 04.19"
Data8 矢捨岩/混交林、岩
時間 11時59分
0.100 0.092 0.096 北緯 37゜06' 09.09"
東経 140゜54' 02.62"
Data9 野鳥観察舎/広葉樹林
時間 12時15分
0.144 0.126 0.138 北緯 37゜06' 09.09"
東経 140゜54' 28.74"
Data10 野鳥観察舎入口/アスファルト、広葉樹林
時間 12時23分
0.136 0.129 0.132 北緯 37゜06' 02.89"
東経 140゜54' 36.43"
特記 緯度経度はGPSの性能の関係で多少の誤差があります。
放射線測定器 PA-1100(堀場製作所)

調査時被ばく線量 0.417μSv

概念図
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トラック 登り=赤 下り=青

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