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No.4972
日向山 267mピーク
山行種別 無雪期一般
ひなたやま 地形図

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山行期間 2014年5月31日(土)
コースタイム 東北自動車道下(14:54)→参道入口(15:01)→山頂下の神社(15:21)→日向山(15:29)→巡視路入口(15:34,15:38)→東北自動車道下(15:44)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
南側の神社は朽ち果てていた 山頂下の神社 No10送電線鉄塔
山頂部の西側はまだ背の低い造林地 山頂部から安達太良山が一望できる 振り返って鉄塔を見る
送電線巡視路を下る 巡視路入口の東北電力標識 道路の脇にある石碑

行動記録
 日向山(ひなたやま)は福島市松川町水原の東北自動車道南東側にある。実は隣の山に270.6mの三等三角点があり、三角点の点名が「日向山」になっている。住所も三角点のある山の方が日向山で、国土地理院地図に「日向山」の記載されてある山の住所は仲ノ内とある。ここでは国土地理院地図の山名を使用することにする。山頂と言っても台形の山頂部は北東側に268m標高点があるものの道はなく、東北電力の送電線巡視路が鉄塔まで導いてくれる。
 登路としては仲ノ内から山頂下の神社までの続く参道と東北電力の送電線巡視路が2本ある。今回は水原の仲ノ内から関根に抜ける道路にある神社から調査することにした。仲ノ内から関根に抜ける道路の幅は狭い。東北自動車道の関根側に車を置いて歩くことにする。峠を過ぎると左のスギ林の中に神社へ入る石段がある。入ってみると朽ち果てた神社があった。山頂下の神社まで道がないか探したが見当たらない。藪も濃くないのでそのまま山頂を目指した。かつては道形があったような感じはするものの、今ではすっかり藪化している。強引に山頂下の神社まで登った。右手の送電線の下には巡視路があるので、そちらを登るのが正解のようである。藪を漕ぎながら20分ほどで山頂下の神社に着いた。ここには風神・雷神を祀る小さな神社で、参道は仲ノ内から上がって来ている。神社を写真に納めて参道を少し下ると送電線巡視路と合わさる。山頂へ向かうには左に折れて登って行く。直に東北電力送電線・相福幹線No10の鉄塔に出る。ここから東北自動車道を見下ろすことが出来る。268m標高点へ向かう道は見当たらない。巡視路は尾根伝いに南西へと向かう。右側が背の低い造林地で安達太良山が一望できる。どこが山頂かわからないままに巡視路は造林地へと下って行く。道路に出ると東北電力の標識が立っていた。車に戻る途中、左の法面に「飯豊」の石碑が建っている。飯豊神社を祀ったものだろうか。飯豊神社は農業の神様と言われ、福島の人たちにとっては飯豊山に登ることは特別なものに違いなかったのだろう。こんな所にも祀られているのだ。車に荷物を放り込み、次の目的地である虚空蔵山を目指した。(I.I)

概念図

国土地理院地図(電子国土web)で見る
トラック 登り=赤 下り=青

より大きな地図で 2014.05.31_日向山 を表示
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