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No.4962
下八石山(南条八石) 513.7m二等三角点峰
山行種別 無雪期一般
しもはちこくさん(みなみじょうはちこく) 地形図

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山行期間 2014年5月5日(月)
コースタイム 南条登山口(9:45)→峰コース見晴らし地(10:30,10:45)→沢コース→下八石山(10:50,11:00)→展望台(11:10)→三ツ小沢コース→観音菩薩地蔵(11:45)→かやかり場(12:00)→南条登山口(12:30)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
南条登山口の駐車場 見晴らし地の鳥瞰図 サンカヨウ
ニリンソウの花道を行く どこまでも行ってもニリンソウ 山頂へと続くニリンソウの道
ニリンソウの海 シラネアオイ 南条八石の山頂
南条八石の展望台 三ツ小沢コースを下る

行動記録
 柏崎市と長岡市の市境に位置する八石山は赤尾八石、下八石、中八石、上八石と呼ばれるピークの総称で、遠くから眺める山容は大仏様の寝姿に似ているといわれている。国土地理院の地形図に八石山と表記されている中八石には三角点は無く、三角点は下八石山(南条八石)にある。八石山は日本海側の豪雪地帯のため特有の植物相が多い山だ。今年は例年の半分ほどしか積雪が無かったと聞く。今回は春の花が咲き誇る南条登山口から下八石山(南条八石)へ登ることにした。
 登山口の駐車場に車を駐め、林道をショートカットして登山道が付いているので500mほど登ると林道の終点に着く。ここにも駐車場が整備されている。物置小屋にナイロン袋と砂利が山積みされており、登山道の整備に使用するための砂利運びの協力依頼の看板が立てられていた。袋に砂利を詰めザックに入れる。
 峰コースを登り始めると、かやかり場と呼ばれている場所を通過する。今回はその辺り一面に咲くはずのカタクリを見たいと思っていたのだが、宴の後で残念。かやかり場の沢コース分岐を分けて峰コースに進むと、程なく遠くに昨日登った米山や、火打山、妙高山を望む休憩地点となる。気温が上がっているせいか霞んでみえる。
 次に休憩もそこそこに峰コースから沢コースへとトラバースして進む。この沢は赤尾川の源流で、様々な植物が繁茂する。期待していたニリンソウの花道はちょうど見頃で、山頂近くまでその花道は延びている。一昔前まではシラネアオイも群生し八石ボタンと呼ばれていたと言う。それも盗掘の被害などで激減したそうだ。地元の方々が自然保護を目的に八石山の整備に着手し、標識や休憩所、トイレ、登山ルートの案内書は登山口にある「守る会事務局」で頂くことができる。ニリンソウや、シラネアオイをたっぷり堪能して山頂の小屋「やまぼうし」の前で休憩した。
 下りは展望台に向かい三ツ小沢コース降りることにする。下山を開始して間もなく急斜面に観音菩薩地蔵ののぼりがたてられている。楚々と咲くシラネアオイの脇に観音様が祀られている。南条八石の展望台を通り、三ツ小沢コースへと入る。八石山の恵みのわらびや山菜を採りながら南条登山口へと下山した。(S.S)

概念図

国土地理院地図(電子国土web)で見る
トラック 登り=赤 下り=青

より大きな地図で 2014.05.05_北八石山(南条八石) を表示
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