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No.4947
山王山 654.5m三等三角点峰
山行種別 無雪期一般
さんおうやま 地形図

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山行期間 2014年4月19日(土)
コースタイム 木之根林道中間点・通行止地点(10:36)→林道終点・分岐(11:02)→山王山(11:10,11:25)→木之根林道中間点・通行止地点(12:05)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
麓から見た山王山 林道木之根線の起点標柱 中間点で通行止めとなる
倒木で道は塞がれている 林道が陥没している 林道木之根線の終点
林道の分岐 山王山山頂のプレート 山頂の三等三角点
帰路の作業道 分岐まで延びている作業道

行動記録
 先日、朝日山に向かう途中、239号線を塙町から鮫川村の渡瀬地区に入りしばらく走っていると車載ナビに山王山と表示される。どのような山なのかと気になって、帰宅してから国土地理院のサイトで調べてみる。すると三等三角点のある山で、点の記では小径があり山頂まで行けそうに記載してある。山城を調査している人のサイトでは、山頂付近は1538年頃、土豪の赤坂氏一族の跡でもあったと紹介されている。山頂近くまで林道もあるので、簡単に行けると思い計画してみた。
 国道289号線から木之根集落へ右折して進むと林道木之根線の起点標柱がある。さらに林道を進めて行くと、ほぼ中間地点あたりで「通行止」の看板があり先が塞がれている。ゲートを外して先へ進めることもできそうだが、何のための通行止めなのかわからないので、ここから歩くことにして林道脇のスペースに車を駐車した。
 林道沿線はスギ林で、森林環境税で整備されたスギ林なので間伐がいきとどいている。しかし、脇からの倒木により何カ所か行く手を塞がれ、路面が流され大きく陥没している箇所もあった。これが通行止め原因かと納得する。
 カーブ大きく2回ほど回り込んで高度を上げていく。やがて林道の最高到達点となり、木之根林道は終点となる。その先、林道は下線となる。T字交差点のところで左手に道路は延びているが、地形図を読むと高度を下げて先の人家へ向かっているようなので、登山道ではないと思いスギ林の尾根を登ってみた。入ってみると、小径があるような無いような尾根で、スギ林なのでどこでも歩けそうな感じなのでそのまま進んだ。小ピークを2つ超えて下ると、はっきりとした道形と出合う。点の記とおりである。帰路はそちらを下ることにして、先のピークを目指す。ここからは、左手が広葉樹林で右手がスギ林である。
 山頂の三角点はすぐに見つけられた。小さい名盤も付いている。この手の小さい山は大体先駆者がいる。山頂一帯が跡だったとネットにも記載してあり、周辺に掘切の跡のようなものもある。帰路は小径に沿って戻り、先ほどのはっきりした道形に出たら小ピークを巻くようにトラバース道を歩いて最初の分岐点に出る。あとは荒れた林道を歩き、出発点へと戻った。(S.O)

概念図

トラック 登り=赤 下り=青

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