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No.4716
三ッ森 897.3m二等三角点峰
山行種別 無雪期一般
みつもり 地形図

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山行期間 2012年11月16日(金)
コースタイム 鱒沢林道途中車デポ地点・鱒沢二俣付近(7:24)→林道急カーブ地点・鱒沢入渓(7:35)→右俣上部分岐(7:53,8:00)→巨木(9:00,9:03)→コル(9:47,9:55)→地図の林道跡(10:09)→林道跡終点(10:18,10:22)→山頂下のコル(11:05,11:09)→三ツ森(11:31,11:40)→山頂下のコル(11:57,11:59)→林道跡終点(12:27)→林道跡(12:34)→コル(12:47,12:54)→巨木(13:20,13:23)→右俣上部分岐(13:52)→林道急カーブ地点(14:03)→鱒沢林道途中車デポ地点(14:10)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
鱒沢右俣の二俣のナメ滝(右から捲く) 水が枯れる 荒れた林道(作業道跡)
三ッ森の二等三角点 コル向かいのピークが木々の間から見える 鱒沢に架かる増沢水路橋
鱒沢左岸の尾根(500mあたり)

行動記録
 軽トラックで鱒沢林道に入る。林道は一応、進入禁止になっているが、ゲートは開いている。自己責任と言うことだろう。この辺りの紅葉がきれいだ。摺上ダムからの送水路を越え、悪路を我慢しながら走り、鱒沢の二俣辺りに車を止め、長靴を履いて歩き出す。林道が右に急カーブするところから左に降りて鱒沢に入る。
 それほどの水量がないので、石伝いに渡渉しながら、歩きやすい所を選んで進む。この辺りには樅の木が多く、大木も出てくる。沢の分岐から左の沢に沿って登るが、すぐに2段の滝がかかっている。登れないことはなさそうだが、寒いし長靴なので迷わず右から巻いて登る。ここからしばらくV字にえぐられたような沢筋を歩く。水が少ないので長靴で大丈夫だが、多ければ沢の装備が必要になってくる。ほとんど水が無くなるとシドキ(モミジガサ)の大群生。両岸との高度差が少なくなったところで右の尾根に上がる。標高500m辺りには広葉樹の巨木があった。すかさず記念写真。この尾根はすっきりして歩きやすいが、登ってゆくと灌木帯に変わる。突然林道の跡にでる。地図にはでていないが、レベルで作ってあるようだ。左に進んで右折し、コルを目指すとわずかな踏み跡が現れ、さらにはっきりした踏み跡が右から合流する。
 9時57分、コルに到着し小休止する。ここから尾根通しに林道を目指す。小さなピークを下ると地図の林道に出るが不明瞭。さらに林道の終点にゆくが、ここも不明瞭。帰りは同じルートを引き返すことになる。ここからコルまでシダの生い茂る斜面を斜めに登ってゆく。時間は予定より遅れているが、天候も安定しているし、時間もほぼ読めるので山頂を目指す。11時5分、山頂下のコルに到着する。ここからの高度差約100m、ゆっくり登っても30分もかからないだろう。所々に赤布を付けながら登る。
 11時31分、三角点だけの山頂に到着する。昼食をほおばりながら記念写真を撮って、早々に下山する。東に回り込んでみると眺めがいい。コルに戻り、水分補給。林道終点跡地に戻る。途中の斜面は石と木の根がシダに隠れていて、思ったよりも時間がかかる。終点跡地あたりにも巨木が残る。コルに戻って小休止。登りで合流した踏み跡をたどってみるが、登ってきたルートと離れてしまいそうで、途中から強引に藪を漕いで戻る。やや右に寄りながら下り巨木に到着する。沢に入り、慎重に下って、二俣へ。あとは沢沿いに歩いて左の斜面を登ると林道に出る。7分ほどで車に戻る。摺上川流域の地形は複雑だ。GPSと軽トラックの機動力のおかげで、なんとか登ることができた。(k.k)

概念図

トラック 登り=赤 下り=青


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