Fukushima toukoukai Home page
No.4633
鳥屋山 580.6m一等三角点峰
山行種別 無雪期一般
とやさん 地形図

トップハイキング>鳥屋山

山行期間 2012年5月13日(日)
コースタイム 漆窪地区集会所・登山者用駐車場(9:24)→鳥屋山登山口(9:40)→力清水・沢(9:50)→カタクリ群生地(10:02)→第一見晴台(10:19,10:22)→第二見見晴台・太夫岳(10:46)→弘法清水分岐(10:55)→鳥屋山(11:04,11:19)→弘法清水(11:32)→第二見晴台・太夫岳(11:48)→第一見晴台(12:09)→鳥屋山登山口(12:35)→駐車場(12:46)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
漆窪地区集会所に車を駐める 漆窪の集落を通り抜ける 15分ほどで登山口へ到着
あぜ道を進む 力清水(小沢) カタクリの群生地
林道を横切って第1見晴台への急登へ 第一展望台 尾根伝いの登山道にはアカヤシオが花をつけていた
第二見晴台・太夫岳 太夫岳の石の祠 尾根道の弘法清水分岐
鳥屋山の一等三角点 飯豊が良く見える 山頂を示す看板
弘法清水は登山道から3分ほど下る 太夫岳まで戻ってくると多くの人たちとすれ違う 峯橋のところの鳥屋山の案内板

行動記録
 鳥屋山は会津地方の北方に位置し、山頂は西会津町、登山口は喜多方市漆窪と西会津町の軽沢にある。今回は久々に漆窪の集落から登ってて見ることにした。鳥屋山は山麓のカタクリが有名で、例年だと山開きの行われる4月20日ごろが見頃となる。5月のこの時期になると早春の花は終わり、ツツジが咲くぐらいだろうか。
 漆窪登山口は奥まで行くと2台程度の駐車スペースしか無く、漆窪地区集会所の駐車場が登山者用の駐車場になっているので、歩いて15分ほど手前になるが、ここに車を駐めさせてもらい歩くと良い。舗装された漆窪の集落を過ぎ、右に林道を分けると鳥屋山登山口に着く。新しい看板が目印となる。ここから右に折れ、軽トラがようやく入れる作業道を登っていく。やがて道は登山道に変わり杉林の道になる。やがて小沢を渡る。ここが力清水と呼ばれているところらしいが、今では標識も無く、ただの小沢なので通り過ごしそうだが水場らしい「水場」はここだけなので飲料水を忘れてきた人は補給すると良い。これを過ぎるとカタクリの群生地になる。シーズンは見事だが、今の時期は何もない。道は勾配を増し、林道を2回横断する。2回目の横断箇所から道は第一見晴台の510mピークまで、階段の一気登りとなる。下の駐車場からここまで約1時間の道程である。展望も良いのでひと休みしたい。
 ここから登山道は第二見晴台まで尾根道のアップダウンになる。尾根は喜多方市と西会津町の境界にもなっていて第二見晴台の太夫岳にたどり着くと見晴らしは大変良く、ここも絶好の休憩ポイントだ。
 回りの景色を写真に収め、鳥屋山の山頂を目指す。552m標高点のピークを越すと「弘法清水」の分岐に着く。ここは後で寄ることにして山頂へと向かう。軽沢への道を右に分け、登山道を登っていくと広い鳥屋山の山頂へ着いた。太夫岳から15分ほどの道程だ。ここからの展望もまた良い。標高は580mと低いものの一等三角点を持ち、まだ雪の豊富に残る飯豊連峰を見ることが出来る。今日は久々天候にも恵まれた。充分に景色を楽しんだら登ってきた道を戻ることにする。
 山頂を後にして少し下ると弘法清水分岐に着く。いつも下るのが面倒なので通過していたが、今日は時間もあるので下りてみることにした。標高40mほどを一気に下ると木の下から微かに水が滴り落ちて溜まっている。湧き水なので水は透いていて、コップがあれば飲めそうだ。登り返して登山道に戻る。
 太夫岳まで戻ると、お昼の時間でもあり多くのハイカーが休憩していた。時間が許せば、須刈岳も登ってみたいので帰路を急ぐ。第一見晴台から一気に下ると登山口は近い。畑の中の道を登山口まで戻り、舗装路を10分ほど歩くと、車を置いてきた漆窪地区集会所に着く。あれほどの登山者がいたのに車は1台も駐まっていない。おそらく林道の途中の空き地にでも駐めたのだろうか。(I.I)

概念図

トラック 登り=赤  下り=青

トップ


Copyright(C) 2012 福島登高会 All Rights Reserved.