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No.4532
武尊山 2158.0m一等三角点峰
山行種別 無雪期一般
ほたかやま 地形図

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山行期間 2011年8月24日(水)
コースタイム 武尊牧場スキー場駐車場(5:48)→ロッジまきば(6:43)→武尊命水(7:02)→登山口(7:12)→花咲湿原分岐(7:53,8:11)→武尊避難小屋(8:34)→鎖場(9:43)→中の岳南の分岐(10:09)→笹清水(10:13,10:18)→武尊山(10:45,11:18)→中の岳南の分岐(11:43)→武尊避難小屋(13:00,13:08)→花咲湿原分岐(13:26)→登山口(13:59)→リフト乗り場(14:10,14:12)=武尊牧場スキー場駐車場(14:39)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
武尊牧場スキー場から歩き始める 道端の花
スキー場の中の道路を歩く ツリフネソウ ショートカットの登山道もある
ロッジまきば スキー場の上部は芝生の広場 武尊命水で喉を潤す
登山口 気持ちの良い樹林帯 武尊避難小屋
田代湿原への分岐 秋になれば草紅葉が良さそう 急登には鎖がついている
中の岳南の分岐 笹清水(菩薩界の水) 窪地には三つの池がある
三ッ池の標柱 三つ目の池 中嶽武尊大神の銅像
武尊山には一等三角点がある 山頂の看板(看板にはHOTAKASANと書いてある) 尾瀬の方向
360度の展望が得られる 登ってきた方向 アキノキリンソウ
三合平へと戻ってきた 帰りは楽してリフトに乗った スキー場のバス停

行動記録
 今日の平日組は上州武尊山に出かけた。最初のもくろみは東俣駐車場から往復の予定だったが調べるうちに東俣駐車場への道が土砂崩落で通行止めであることがわかった。予定を変更してスキー場から登ることにした。
 前日の内に福島を発ち、駐車場の一番奥にこそっとテントを張って仮眠した。翌朝、目が覚めるとまずまずの天気。車を上の駐車場に移動してからスキー場の登山口から登り始めると、すぐに舗装路に上がる。ここから延々と舗装された道を歩くのだが、途中で道路をショートカットするように登山道があり、登りきると「ロッジまきば」の建物に出る。ここからはまた舗装路を登っていく。「武尊山観光レクレーション地区案内図」までくると広々とした芝生の広場が広がる。案内標識に導かれて左折するとすぐに「武尊命水」がある。しばらく登っていくと登山届ボックスのある登山口に着く。右の広い道が東俣駐車場からの道である。
 朽ち果てた木道を進む、なだらかな登山道はシラカバの中を登っていく。途中荒れた所もあり自然そのままである。花咲湿原分岐から30分ほど過ぎると三角屋根の武尊避難小屋に着く。今時の避難小屋と違って、暗く古いひなびた感じのする小屋だ。このコースは長いが急斜面は少ない。標高1800mを越えるあたりからようやく勾配が増し山らしくなってくる。1850mまで登ってくると左側が草原になっていて秋になれば草紅葉がきれいになりそうなところに出る。更に登っていくと岩峰が見えてくる。コースはどこを通っているのだろうとワクワクする。鎖場が出てきた。50mほど一気に高度を上げる。道は再び緩やかになり、中ノ岳をトラバースするように登っていく。やがて川場からの道を合わせる。標識には「中の岳南の分岐」とある。前武尊のピークが目の前に見える。こっちのコースも良さそうだ。
 分岐からすぐの所に「菩薩界の水」と書かれた水場がある。地図に書いてある笹清水だ。冷たくて美味しい。少しだけ休んで武尊山を目指す。左右を尾根に挟まれた窪地を進む。これは二重稜線と言い地滑りが原因で形成されることが多い。窪地には三つの池があり標識にも「三ッ池」と記されている。最後の登りにかかると中嶽武尊大神の銅像が目に入ってくる。ここまで来ると武尊山まではひと登りである。山頂からの見晴らしは良く、燧ヶ岳、平ヶ岳を始め運が良ければ富士山も見えると言う。ちょっと前に山頂にいた人は富士山が見えたと喜んでいた。残念ながら私たちが山頂に着いたときには富士山の方向だけ雲がかかり見えなかった。それでも天候に恵まれ廻りの景色を充分に楽しむことが出来た。早めの昼食を取りゆっくりと30分ほど休んだ。
 さて、長い下りが待っている。11時18分に下山を開始する。中ノ岳をトラバースするあたりから武尊牧場スキー場から登ってくる登山者とすれ違うようになる。スキー場のリフトを利用して登ってきた人たちだ。何組かと出会った。鎖場を下り、武尊避難小屋には13時ちょうどに着いた。少し休んで行動食をほおばる。花咲湿原分岐を過ぎ気持ちの良い林の中を降りていくと東俣駐車場ほの分岐点である登山口に戻る。やがて道はコンクリート舗装に変わり三合平の分岐に着く。帰りはスキー場の長い下りを嫌ってリフトに乗ることにした。売店でリフト券を購入し2本乗り継いでバス停のあるスキー場のレストハウスまで30分もかからないで降りてしまう。汗もかいたので帰りに「花の駅・片品花咲の湯」によってお風呂に入り福島へと戻った。片品花咲の湯の前で試食をして買ったトマトが美味しかった。(I.I)

概念図

トラック コース=赤

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