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No.4430
要害山(北山) 400mピーク
山行種別 無雪期一般
ようがいさん(きたやま) 地形図 喜多方東部

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山行期間 2010年9月18日(土)
コースタイム

塩原村立第一中学校入口・要害山登山口(10:10)→要害山(10:26,10:29)→登山口(10:40)

写真 写真は拡大して見ることが出来ます
登山口は北塩原第一中学校のバス停のところ 要害山はかつての綱取城跡、説明板も設置されている 綱取城跡は村指定の文化財になっている
登り始めはこんな感じ 右にお墓がある 途中には八木アンテナが立つ
山頂は平たくなっている 山の神が祀られている 要害山の南面は「北山の岩場」と呼ばれる切り立った岩場で、岩登りができる

行動記録

 要害山は北塩原村の北山地区にある。北塩原村は1954年(昭和29年)に北山村、大塩村、桧原村が合併をして出来た村で、それぞれの村の名前から1字ずつ取ってつけられた名前である。北山は一番西の喜多方市寄りに位置する。
 北山の要害山は「綱取城」の跡で、明應4年(1495年)頃に松本氏によって築城され、大塩の柏木城とともに重要な城であったとされている。登ってみるといたるところに堀切や平場、土塁などがあり当時の面影が残っている。興味のある方は登山口の案内板に詳しく書かれているので訪れてみると良い。
 車を北塩原村立第一中学校のバス停向かいにある幅の広い路肩に駐めて歩き始める。中学校入口の東側斜面が登山口になっていて、一段高いところに村指定の文化財「綱取城跡」の説明板がある。 刈払われた道を登っていくと、道はすぐに山頂へ向かう左の道と、お墓への道とに分かれる。左側の山頂への道は角度を増し登っていく。斜面には堀切が幾重も出てくる。やがて八木アンテナの建つ平坦地に出た。
 次に息つく暇もなく急斜面の登りになる。説明板の通りに急坂と平場が交互に出てくる。登り始めて15分ほどで平たく整地された要害山の山頂に着いた。木々に覆われ、山頂からの眺めは無いが、一段下には土塁で囲まれた平場などもある。また、山頂には「山ノ神」の石碑があった。
 帰路は登ってきた道を下る。10分ほどで車を置いてきた中学校入口に着いた。その後、喜多方山想会が整備していた要害山南面にある北山の岩場まで登り返し、写真に収めてから福島へと戻った。(I.I)


概念図



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